プロデューサーは変わり者 (ページ19)

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episode18 ページ19

「･･･んっ」

目を覚ますと、見慣れない天井が視界に入る。

ツンとした消毒液のにおい。

「病院･･･？」

潤「そだよ」

あれ？私なんで･･･？

雅「昨日の夜、ホテルの外に出たでしょ。
和が探しに行ったら、公園で倒れてた」

「えっ･･･。ニノは？」

そこ、と雅紀くんが顎でさした所には、白いベッドでニノが目を閉じていた。

潤「大丈夫、寝てるだけ。
体力がだいぶ減ってたから、一応入院してもらうって」

沈黙が続く。

すると、翔くんがおもむろに口を開いた。

翔「自覚あんの？」

「ごめんなさい」

翔「ニノに何かあったら、どうするつもりだったの？」

そうだよね。タレントに迷惑かけるなんて、プロデューサー失格だ。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

病室のドアがあいて入ってきたのは、

秋「Aちゃん、ちょっといい？」

秋葉さんだった。

「分かりました。･･･っ」

ちょっとよろけたけど、身体はしっかり回復しているみたい。

人が誰もいない廊下。

秋「･･･今回のことなんだけど、二宮くんが入院することになったの。
だから、その原因になってしまったAちゃんには責任を取ってもらわないと、会社としては困る」

「わかってます」

わかってる。

これは、紛れもなく私に責任がある。

直接顔を見たわけではない。それなのに逃げるなんて。

「私、

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この仕事辞めます」