自覚 ページ9
『必要の部屋』から出て寮に戻る
談話室に入った途端マートルが詰め寄ってきた
心底心配した顔で
「大丈夫なの？あんた、さっきネロに呼び出されてたじゃない。なんの話だったの？」
A「大丈夫よ。話の内容はいつもの女の人とおんなじ感じ。「美しいトムに近寄るな！」だってさ」
嘘は言ってないし、あの話の内容を簡略化したらそうなる
マートルはうげって顔をしながら腕をさすった
「あいつ男にまでそんな目で見られているの？ある意味災難ね」
A「違う違うそういうことじゃない。「スリザリンの継承者で、次期に偉大なる魔法使いになるであろうお方なのだからお前ごときが近づくな」ってこと」
「そっちね」
そういうと納得したようにうなずくが、やっぱりあんまりいいように思えないのか、顔をしかめたままだ
談話室の椅子に座りふぅッと息をつく
私のその様子に疑問を持ったのか、眉を上げ、隣に座る
「珍しい。あんた最近じゃこんなの慣れてきてどうってことなかったじゃない。そんなにひどかったわけ？」
A「もはや崇拝、宗教の過激派の敵襲だったのよ」
「は？そんなに？あんな猫かぶりのどこがいいのかしら」
心底わからないというように頭を振って額を抑える
その光景に思わず苦笑いする
A「なんか、私とトムを引きはがしてやる宣言された」
「そいつ終わったわね。あいつからあんたを引きはがす？無理よ、怒りを買うだけだわ」
A「そんなに？？！まぁ確かにあいつ友達大好きマンだけど」
「…あんたマジそろそろ気づいてやりなさいよ。あんた以外みんな気づいているっていうのに」
呆れたといって席を立ち部屋に戻ろうとするマートルの後を急いで追っかける
A「まってよマートル。てか何に気づけばいいのよ？」
「それを私から言ったらあいつに怒られるっつの。勘弁してよ」
何のことよ本当に
てかこういうのどこかで見たことある気が…
なんかちゃ〇とか、な〇よしとかそっちらへんで…
…少女漫画？？
恋愛系の奴めっちゃ読んだ
イケメン〇ラダイスや虹色〇リズムガー〇とか
なつかしいなぁ〜
........恋愛？
恋愛…れんあい？
ア”！！コレモシカシテ私トムに恋愛感情もたれてるフラグ立ってる？！！
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日向(プロフ) - ネロと仲良くなれることを願う (2022年10月29日 22時) (
レス) id: 8e35b9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
朔々PANDA(プロフ) - 読んでてとても楽しくて 暫く熱中して読んでました！全裸待機で応援しながら待ってます！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page13 id: 3a7fd92cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年10月8日 14時
