せぶんてぃーん ページ18
うきうきしながらバイト先へ向かう。
今日も楽しみだなぁ。
｢おー、いらっしゃい｣
｢マスター！今日もよろしくお願いします。｣
｢よろしくね。｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢今日も疲れたぁ...！｣
｢お疲れ様、上がっていいよ。｣
｢はい！ありがとうございました！｣
ぺこりと頭を下げてお礼を言って、駆け足で店を出た。
早くお家に帰ろう。今日の夜ご飯は私の大好きなロールキャベツだと朝にお母さんに言われたもの。
最寄り駅への電車に飛び乗って、ようやく一息つく。まあ帰宅ラッシュだからそんなのんびりもできないけれど。
｢っあ、LINE｣
スマホを取り出してみてみると何件かLINEが入っていた。
アプリを起動していつものようにパスワードを打ち込む。
｢うらた、さん？｣
思わず声が出そうになるのをぎゅっと堪えてトーク画面を開くと、今から話せるかといった内容のLINEと、1件の着信。
最寄り駅についてから急いで降りて、うらたさんに返信を送る。話せますよ、って。
一瞬で既読がついた。待ってて、くれたのかな。
嬉しくなるのと同時に申し訳なくて返信遅れてすみませんと送ろうとすると、電話がかかってきた。
｢っうらたさん！｣
｢おー、A。...まだライブ終わってから2日だけど、会いたくなって。｣
心臓がきゅっとなって、呼吸が苦しい。本当に好き。大好き。
｢へへ、声聞いたらもっと会いたくなってきたわ。ねえハロパ来る？｣
｢ハロパ、ですか。｣
｢うん。｣
｢ごめんなさい、その日は学校が遅くまであって...。横浜までは時間までにいけないんです。｣
｢そっかあ。残念だけど、また会えるよね？そらまふうらさかは？｣
｢それも英検が近くて...。行けそうにないです。｣
うーん、申し訳ない。私もうらたさんに会いたくて仕方ないけれど。
｢っは〜！どうしたら会える！？｣
｢どうしたら、って、｣
｢よし！今度デートしよ！！｣
｢で、デート！？｣
素っ頓狂な声が出る。
デートって！付き合っている男女がするものじゃ...！！
｢はい、決まりね！日程はまた空いてる日連絡して！！こっちで調整するから！｣
｢いえ！うらたさんの方が忙しいんですから、うらたさんが空いてる日教えてください！｣
｢...わかった。じゃあAも教えて。一緒に決めよう？｣
｢っへ、｣
｢またこうやって電話して決めたい。...だめ？｣
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ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2021年9月26日 13時) (
レス) @page25 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 西城りんごさん» コメントありがとうございます！私もこんなこと起きないかなーって妄想しながら楽しんで書かせていただいてます笑実際起きたら幸せですよね！！ありがとうございます、少しずつにはなるかもしれませんがたくさん更新していきますね！ (2020年1月4日 10時) (レス) id: 657cefc331 (このIDを非表示/違反報告)
西城りんご - コメント失礼します！この作品面白いと言うか、全オタクの理想が詰まってるwもちろん面白いですよ！羨ましい、羨ましすぎるw更新待ってます！ (2020年1月3日 18時) (レス) id: 856e5af163 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - ありがとうございます。よろしくお願いします！ (2020年1月2日 23時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 鹿野ユズナさん» リクエストありがとうございます、全然大丈夫ですよ！承らせていただきますね！ (2020年1月2日 23時) (レス) id: 657cefc331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るり | 作成日時：2019年12月8日 15時
