シアンガス �� AISAWA side ページ7
朝から喘息発作が出ていたこともあり、
これから仕事だと言うのに私の体調は最悪な状態に近かった。
「 今日めぐみんいるし...時間空いたら診てもらおうかなぁ... 」
咳のしすぎで少しだけ痛む喉を摩りながら院内へと入れば
どこか騒がしく、入院患者が皆一斉に移動していることから
イレギュラーな何かが起こっているということだけは理解出来た。
話を聞こうにも看護師も医師も皆慌ただしく動いている為
下手に止めることが出来なくてただ不安な気持ちを抱えたまま歩いていると丁度で来たエレベーターを降りてきた看護師たちの
「 それにしてもヘリが汚染ってホントなの...？ 」
「 嘘だとしたらここまで大掛かりなことしないでしょ... 」
そんな話が耳を通った...
「 っ...行かなきゃ... 」
駆け足でヘリポートまで向かいながら今日のヘリには誰が乗っていたかを考え不安な気持ちだけが胸を埋めつくしていく。
正しい対処も忘れてしまうほどに思考回路はぐちゃぐちゃで
横峯や名取の静止も押し切ってヘリの近くまで行けば
力なくその場にヘタり込む灰谷が見えた。
「 灰谷っ...！大丈夫？立てる？ 」
灰谷に駆け寄り、身体を支えようとした時ふわりと甘い香りが鼻を掠める
灰「 ぁ、
「 謝らなくていいから...名取！！灰谷のことお願いね！ 」
この状況が受け入れられていないのかただただ立ち尽くしているだけの名取に灰谷を任せ
同乗していたであろうめぐみんを探す。
「 いた...めぐみん...！！ 」
身体がダルいのか足元が少しふらついているめぐみんの肩を支えようと手を伸ばせばその手は払いのけられ
白「 なんでいるのよ...！ 」
そんな言葉を掛けられた。
めぐみんの声が聞こえたのか、同乗していたはるちゃんをストレッチャーに乗せる耕作が此方を向いた。
「 今はそんなこといいから、状況を教えて 」
少しだけ驚いたような顔をする耕作と目が合ったものの
今は状況把握が先だと目を逸らし次は払いのけられないようしっかりとめぐみんの肩を支えればめぐみんはヘリでの状況を教えてくれた。
搬送中だった患者がヘリの中で嘔吐したこと。
患者の吐瀉物がはるちゃんに掛かり、意識を失ったこと。
意識は失わなかったもののめぐみんや灰谷にも目眩等の症状が出ていること。
そして、匂い等の目立ったものは特に感じなかったこと＿
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友利子(プロフ) - 更新楽しみにしまいました！30代です。是非ともパスワード教えて欲しいです！お忙しいと思いますが、宜しくお願いします！！ (2021年11月26日 22時) (
レス) @page42 id: f5260b5a72 (このIDを非表示/違反報告)
藍沢先生が好きな人 - 頑張ってください。これから楽しみにしてます。 (2020年9月24日 23時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年4月30日 8時) (レス) id: 882c9d154a (このIDを非表示/違反報告)
月読命 - 更新頑張ってください！ (2017年9月20日 22時) (レス) id: b068affacc (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 病気大丈夫ですか？早く良くなるといいですね！神潤さんのペースで回復するといいですね！更新楽しみに待ってます！ (2017年9月16日 20時) (レス) id: ec4806dfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sunny | 作成日時：2017年8月22日 1時
