高貴な僕ら

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パーティーが始まる



マイクがはいりみんなが一斉にステージに注目する






会長がステージのマイクに経つと



大きな拍手が上がる





「心の準備はいい？」



そう後ろからスンウさんが話しかけてきて



「どういう…」



どういう意味なのか聞こうと思ったら


会長のスピーチが始まった




「えー、今日はお集まり頂きありがとうございます…」



スピーチの前置きを話、




「今日は皆様に大切なご報告をさせていただきます。」




その言葉とともに会場はざわつきに包まれる







「私には、孫がいることを皆様ご存知ですよね？今から、ご紹介いたします。」






「行くよ」




「え…」





スンウさんにエスコートされてステージへ向かう




たくさんの視線の中に




あの人とサランが驚いたような顔をしているのが見えた







「私の本当の孫…ハン・スンウとハン・Aです」




「未熟ながらも私の方でしっかり教育をしていく予定なので、皆さんの応援の方よろしくお願いします。」




私の苗字はハンなんだ





「未熟ながらも、次期社長という位置に着くことになりました。ハン・スンウです。どうか温かい目で応援の方よろしくお願いします。」




そうスンウさんが頭を下げると



一斉にフラッシュが光る





「A大丈夫だ。もう1人じゃない。私ら家族がいる。」




そう会長に言われ、マイクの前に立つ





「初めまして…ハン・Aです。私はまだ17歳という若さですが……」





スンヨンと目が合う



すごい心配そうにこちらを見つめていて



何故か私は少し落ち着いて




スンヨンに微笑みかけた






「あと、数年後にはこのグループは全く新しい会社となり、韓国で誇れる会社になると思います。いや、そうするつもりです。未熟な子供な私に何が出来る？そういう人も沢山いるでしょう。」






「それでも…私は変えます、このグループを」

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