42 確信犯 2 ページ42
YG「もしかして、僕をかばってくれたの?」
A「さぁ、どうなんだか(笑)?
ユギョムくんを見てると、なんだか可愛そうに思えてきちゃって…。」
YG「は?なにそれ(笑)?」
A「妙に親近感が湧いちゃうってヤツ?
ユギョムくんはGOT7の末っ子、私も
YG「ふーん、僕をそんな目で見てたんだ?
ま、そんな事どーでもいいけど(笑)。」
ジニョンさんが部屋に入った途端に、
また私の手を取り、
にぎにぎしながら、リビング奥のキッチンへと歩き始めた。
A「お姉ちゃんの部屋に連れてってくれないの?」
YG「行くよ、でもその前に(笑)…。」
ユギョムくんは、
冷蔵庫から冷えた缶ビールを2本手に取ると、無理矢理私の手に握らせた。
A「なに、これ?」
YG「ヨナさんとは、久しぶりなんでしょ?」
A「確か、お姉ちゃんが病院で働き始めた頃だったから…
あっそうだ!
デビューしたてのGOT7を観に行った時以来かな?」
YG「えっ、そんなに?
じゃ、お互い話す事が沢山ありそう。」
A「ね(笑)。」
YG「でも明日は休みじゃないんだ。
もう時間は余り無いけれど、お礼も含めてこれからの事位はしっかり話し合わないと。」
A「そうね。」
YG「ほら、早く!」
ユギョムくんに背中を押されながら、
お姉ちゃんの部屋の前まで来た。
YG「Aさんはきっとここで上手くやれるよ。」
A「ありがと。」
YG「じゃ、おやすみ。…チュッ。」
A「ふぇっ?」
背中をポンポンと叩かれた後、
後ろからギュッと抱きしめられ後頭部に軽くチューされた。
A「ちょ、ちょっとー!」
YG「大丈夫(笑)。
アメリカ人は挨拶がわりにこうやっていつでもチューするんだよ。
じゃ、ホントにおやすみー(笑)!」
弾むようなステップを踏みながら、
さっと通用口へと逃げて行ったユギョムくん。
100歩譲って、
アメリカ人のマークさんなら分かるけど、
君は、
純粋な韓国人だよね(笑)?
あー、
してやられた。
お姉ちゃんとちゃんと話し合いなよ、って、
年下なのに、なんて気の利いたこと言えるんだって、
一瞬感動しかけたのに。
もー、
前言撤回!!
アイツ、
絶対、
わざとやってるよ。
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じぇびにゃん(*´ω`*)(プロフ) - みーこさん» コメント有り難うございます!現状、仕事の合間とか(実は今も)、何も予定の無い休日とか、そんな時に少しずつ書き溜め更新しているので、ご期待に沿えられるモノを作れるのかとっても不安ですが(笑)、とにかく、今回はあまり長くならない様に意識して頑張ります! (2019年10月18日 9時) (レス) id: af897767c9 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - お久しぶりです!前作を読もうとしたら、まさかの続編が!!夢中になって読みました!推しのジニョンもけっこう出てくるし、これからどうなるか続きが気になって仕方がないです!!更新楽しみにしています! (2019年10月18日 8時) (レス) id: 32bc210439 (このIDを非表示/違反報告)
じぇびにゃん(*´ω`*)(プロフ) - 名無し72935号さん» 更新の励みになる、嬉しいコメント有難うございます!本当はジニョンメインで続きを書きたかったのですが、フラグ立て必須になりそうで、それを回避する為に敢えてユギョムメインに変更しました。今後も、ちょくちょくジニョンは絡めていきます、お楽しみに! (2019年10月7日 22時) (レス) id: af897767c9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し72935号(プロフ) - はじめまして、前回の作品すっごく良かったです!何度も見ました!多分、10回ほど見ました(笑) 今回はジニョンさんがメインではないですが、ジニョン寄りのallペンなのですっごく楽しみです(*´-`)更新大変かと思いますが、これからも楽しみに待ってます! (2019年10月7日 20時) (レス) id: 0b45818642 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2019年9月20日 18時