あつあつのフォンダン・ショコラをあなたと 1

5　はじめまして ページ5

ゆう「へぇー、ＧＯＴ７知ってるんだ？

もしかしてアガセ？」


A「いえ、違いますけど？」


ＪＳ「違うんかーい！」


A「でもお姉ちゃんはアガセ。

ジニョンさんが大好きなんです。

それに、ジェボムさんとお姉ちゃんは幼馴染みで、私自身、小さい時一緒に遊んだ記憶もあるし。」


ＪＢ「お？」


ゆう「あれ(笑)？」


A「うちのお姉ちゃん、ここで働いてるって本当ですか？」


ゆう「もしや(笑)。

お姉ちゃんの名前は？」


A「イ・ヨナです！

申し遅れました、私、イ・ヨナの妹のイ・Aです！」


ＪＢ「Aだって？お前が？」


A「な、なんです？その疑うような目は。

じゃどうすれば信じて貰えますか？

あっそうだ！

その昔、うちのお姉ちゃんは、ジェボムさんの服の中に生きたセミを入れて大騒ぎになったことがあります。」


ＪＢ「あぁこいつ本物だわ(笑)。

A、大きくなったなぁ、よしよし！」


A「ちょ、ちょっと！

気安く触らないで！」


ＪＢ「あ？な、なんだ？

てかお前、ヨナから俺のことなんか聞いてんだろ？」


A「何を？」


ＪＢ「いや、何でもねぇ。

そっか、こんなに大きくなったか(笑)…」




ジェボムさんはうんうん頷きながら、厨房を通り抜け奥へと歩いて行った。




ゆう「ヨナはここで働いてるわよ。

で、今日はどうしたの？そんな大きなスーツケースを持って。」


A「家を飛び出して来たんです。

暫く一人暮らしのお姉ちゃん家(ち)に転がり込もうと思って。」


ゆう「それ、ヨナに話してる？」


A「まだ全然。

ところでお姉ちゃんってどこにいます？」


ＪＮ「ゆう、これ絶対ヤバいヤツだよ(笑)。

どうも初めまして、イ・Aさん！」


A「ジ、ジニョンさんまでどうしてここに？」




さっきからずっと厨房内でウロウロしているジニョンさんがいきなり声をかけてきた。




ＪＮ「お腹すいたからここに来た。

ただそれだけだよ(笑)。」


ゆう「この時間、ヨナは向こうの店に居るの。」


A「向こうの店？」


ゆう「そ。すぐ近くに２号店があるんだ。

後で一緒に行ってみる？」


A「はい！」


ゆう「でもその前に、一緒に昼ごはん食べよ(笑)？」

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