32 お姉ちゃんの… ページ32
ペシッ !
JB「いってぇ。」
ヨナ「だから、ダメだって言ってるでしょ!」
タオルで頭をゴシゴシ拭きながら、
誰よりも先にリビングのテーブル椅子に座ったジェボムさんが、
揚げたての唐揚げをつまみ食いしようとして、
お姉ちゃんに手を叩かれている。
ははは。
お姉ちゃん、
昔と全然変わってない。
JB「な、ヨナってホントひでぇだろ?
一緒に住み始めてから、こいつ、ずっとこんな調子なんだぜ(笑)?
いい加減、俺はこんな男だって学習しろよ。」
ヨナ「は?
フライングして食べようとしているジェボムが悪いくせに!
いつまで経っても学習しないのは、一体どっちなワケ?」
菜箸を持ったまま、
今にも殴りかかろうとしているお姉ちゃんの腕を、
苦笑いしながら、
しっかり掴んで離さないジェボムさん。
ゆう「ね、ほんと笑っちゃうでしょ(笑)?」
A「止めないんですか?」
ゆう「あぁいいのいいの、いつもの事だから。
でも見てて、すぐ終わるよ(笑)。」
いつもの事って(笑)。
JB「あっ、なんだあれ?」
ヨナ「えっ?」
思わず反応してしまったお姉ちゃんの隙を狙って、
秒で、大きな唐揚げを一口で頬張ったジェボムさん。
JB「はふはふはふはふ、はふはふはふはふ。」
ヨナ「ばーか(笑)。
だからジェボムはいつまで経っても成長しないのよ。
ハイ、私の勝ちー!」
何が勝ちなのか、
理解不明(笑)。
でも、
この寸劇で気付いてしまった。
二人の、
左手薬指に光る指輪がお揃いだということに。
ふーん、
この二人、
付き合ってるんだ。
てか、
そんなワケないか(笑)。
A「そこの楽しそうなお二人さん?
まさか、付き合ってるってヤツ(笑)?」
からかっただけなのに、
顔を見合せ驚く二人。
ヨナ「どう話そうかずっと考えてたんだけど。」
JB「もういいよな?」
ヨナ「うん。」
お姉ちゃんを手繰り寄せ、
自身の膝の上に座らせたジェボムさん。
えっ、
まさか。
JB「そう、俺達付き合ってんだよ。
A、羨ましいか?」
A「べ、別に。」
子供の頃、
何となくジェボムさんに気があることは気付いてたけど、
まさか今、ホントに付き合ってるとは。
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じぇびにゃん(*´ω`*)(プロフ) - みーこさん» コメント有り難うございます!現状、仕事の合間とか(実は今も)、何も予定の無い休日とか、そんな時に少しずつ書き溜め更新しているので、ご期待に沿えられるモノを作れるのかとっても不安ですが(笑)、とにかく、今回はあまり長くならない様に意識して頑張ります! (2019年10月18日 9時) (レス) id: af897767c9 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - お久しぶりです!前作を読もうとしたら、まさかの続編が!!夢中になって読みました!推しのジニョンもけっこう出てくるし、これからどうなるか続きが気になって仕方がないです!!更新楽しみにしています! (2019年10月18日 8時) (レス) id: 32bc210439 (このIDを非表示/違反報告)
じぇびにゃん(*´ω`*)(プロフ) - 名無し72935号さん» 更新の励みになる、嬉しいコメント有難うございます!本当はジニョンメインで続きを書きたかったのですが、フラグ立て必須になりそうで、それを回避する為に敢えてユギョムメインに変更しました。今後も、ちょくちょくジニョンは絡めていきます、お楽しみに! (2019年10月7日 22時) (レス) id: af897767c9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し72935号(プロフ) - はじめまして、前回の作品すっごく良かったです!何度も見ました!多分、10回ほど見ました(笑) 今回はジニョンさんがメインではないですが、ジニョン寄りのallペンなのですっごく楽しみです(*´-`)更新大変かと思いますが、これからも楽しみに待ってます! (2019年10月7日 20時) (レス) id: 0b45818642 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2019年9月20日 18時