【番外編】challenge×challenge(５) ページ50
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「これからは、瀬名くんと一緒にお願いするって！」
「ほ、本当ですか？！よ、よかったぁ……！」
「さっきの撮影がうまくいったからだね！クライアントも褒めてたよ」
「えっ、そんな！恐縮ですっ！！」
「ははっ、じゃあこれからもよろしく！」
「はいっ、お疲れさまでした！」
「お疲れ」
「あっ、お疲れ様で──？！」
「さっきの撮影、なかなかよかったんじゃない？」
「……っ？！」
予想外の人に声をかけられ、口元を手で覆う。
スタッフさんだと思って、いつもみたいに返事しちゃった……！
「ちょっとぉ？俺が声かけてやってるのに、何その顔」
「あっ！すす、すいませんっ！ありゃと……ありがとうございます！」
やばい、普通に緊張して声おかしい。
ていうかありゃとって何だよ私、こういう時こそさっきの本領発揮しろよわたし。
「ま、『俺の代役』にしては、結構できたほうだねぇ〜」
「はい！ありがとうございますっ！」
「……今の、嫌味のつもりだったんだけど」
「えっ、で、でも、褒めていただきましたし……」
確かに、私は『瀬名泉の代わり』だ。
でもそれは、神様が与えてくれたチャンスでもある。
そういう舞台を、私に用意してくれたんだ。
「それに、さっきの撮影は、宣戦布告ですから」
「……どういうこと？」
「私は、『瀬名泉の代わり』から、『瀬名泉を超えた』に成り代わって見せる」
『
「その証明、────宣戦布告です」
私を見る瀬名さんが、不敵な笑みを見せて。
「いいよ、受けて立つ」
そう、言った。
「はいっ！ありがとうございますっ！」
「後、これから一緒に仕事するわけだし、ちょっとは面倒見てあげるよ」
「えっ、そんな！挨拶だけでも恐縮なのに……！」
「なぁに？俺の誘い断るっての？さっきから生意気な新人だねぇ〜？」
「えっと……じゃあ、お願いします……？」
そういうと瀬名さんは、さっきとは違う笑顔で。
「ん、いい子だねぇ……♪」
そういって、私の頭を撫でた。
その笑顔に、ちょっとドキッとして……ん？
ドキ……？
「A〜、早く来なよぉ〜」
「あっ、はいっ！」
瀬名さんに頭を撫でられただろうか。
きっと、緊張したんだろうな。
そんなふうに、恥ずかしい気持ちを誤魔化した。
この気持ちが、恋だと気づくのは
もう少し、先の話。
続く (更新停止中)
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莉緒(プロフ) - すいかさん» 返信遅くなりすいません！コメントありがとうございます！これからも面白いお話が出来るよう、頑張ります！ (2018年11月7日 22時) (
レス) id: 013457e9b7 (このIDを非表示/違反報告)
すいか - 面白いです!! (2018年10月24日 6時) (レス) id: 1cbfe77de4 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 愛姫さん» コメントありがとうございます！これから楽しんでいただけるよう、頑張りますね！ (2018年1月25日 17時) (レス) id: 9db52594cb (このIDを非表示/違反報告)
愛姫 - いつも楽しみに見てます！！これからも頑張ってください！！ (2018年1月25日 13時) (レス) id: 43b6895a40 (このIDを非表示/違反報告)
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