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起きたら病院だった。



ベッドに突っ伏して寝ている弟を揺らすと、ものすごく迷惑そうに眉をあげる。



「カフェで寝るとか意味わかんないから。」



「ミアネ、ヌナもまさか寝れるとは思わなくて。ねむり姫みたいだった?」



「うーん、どちらかと言えば酔っぱらいのホームレスかな」



「おいおいヌナ怒っちゃうぞ」




ソクジニヒョンから電話きたよ、って言われてスマホを開くと、通話履歴の1番上には弟の名前。



ってことはこの病院とのやり取りの履歴も見られてるってことだよね。



メッセージを見て見てもなにも送られてきてないし、見て見ぬふりをしてくれているであろうソクジナに両手を合わせる。



あんまり言いたいことでもないし。



なんて思っていたらなり始めた電話。



そっと画面を見ると当たり前のように鎮座する김석진の文字に画面をスライドする。



「ヨボセヨ、ソクジナ」



『うん…』



「どうしたの?」



『Aヤ、僕は君から離れては行かないようにするよ。』



なんのことやら、である。



うん、そうする、なんてひとり納得するソクジナに首を傾げるものの、まぁよく分からずそうなの、と相槌をうつ。



『うん。そうなの!そうだから、そうだから…うん、君もどこにも行かないで欲しい』



「…行かないと思うよ」




『…それでいいや』



「次会った時、その面白い思考に至った理由を教えてね」



『ヤー!バカにしてるな!』

赤→←君



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はるこむぎ(プロフ) - たぬきさん» ありがとうございます!そんなふうに言っていただけると書いてよかったと思えます…!追加のお話は今編集しているので、公開までお待ちください! (2019年6月27日 9時) (レス) id: 622422461c (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 書いてほしいです!!番外編?的な裏話!もう、涙腺が崩壊してやばいです!! (2019年6月25日 23時) (レス) id: 2104043d5d (このIDを非表示/違反報告)
はるこむぎ(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます!94lineも読んでいただいて…!本当に嬉しいです!ジンくんの歌、私もとても感動したので、この感動を上手く伝えられるよう頑張ります!これからも読んでいただけると嬉しいです! (2019年6月5日 19時) (レス) id: 622422461c (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - はじめまして!94lineのお話も楽しく読ませていただいています!私もジンくんの歌を聴いて感動したので、このお話がとても楽しみです!更新待ってます! (2019年6月5日 18時) (レス) id: 8d6066aa74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるこむぎ | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2019年6月5日 18時

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