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「僕、デビューすることになった」

「あ、そうなの。ソクジナならデビューすると思ってた。」


高校からの腐れ縁。大学まで一緒になったAには1番初めに知らせなきゃと僕なりに緊張したひと言に、Aはふうん、なんて頷いた。


今日の夕飯カレーだよ、って言われるより反応薄いんじゃないかな。



「えぇーっと、感想はそれだけ?」

「だって別に、ソクジナならいつかはデビューするだろうな、って思ってたし。…逆に聞くけど、私からの信用ないと思ってたの?」

「いや、そんなこと思ってないよ!」

「ふふ、ならいいでしょ。おめでとう。私ペン1号だよね?任せて!」



どんと胸を叩いたAに、何を任せるの、なんて笑ったのがもう7年前になろうとしている。


才能溢れる弟達に囲まれて自信をなくしかけていた僕の代わりに自信を持っていたのはAだった。

どんな愚痴を吐いても、


「私の尊敬するソクジンをバカにしないで」


なんて笑う君の笑顔に救われてきた。


僕の持ってないものを全部もっていたよね。


僕の肩よりも小さなお前に、僕のもっている何倍もの勇気を分けてもらった。

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はるこむぎ(プロフ) - たぬきさん» ありがとうございます!そんなふうに言っていただけると書いてよかったと思えます…!追加のお話は今編集しているので、公開までお待ちください! (2019年6月27日 9時) (レス) id: 622422461c (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 書いてほしいです!!番外編?的な裏話!もう、涙腺が崩壊してやばいです!! (2019年6月25日 23時) (レス) id: 2104043d5d (このIDを非表示/違反報告)
はるこむぎ(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます!94lineも読んでいただいて…!本当に嬉しいです!ジンくんの歌、私もとても感動したので、この感動を上手く伝えられるよう頑張ります!これからも読んでいただけると嬉しいです! (2019年6月5日 19時) (レス) id: 622422461c (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - はじめまして!94lineのお話も楽しく読ませていただいています!私もジンくんの歌を聴いて感動したので、このお話がとても楽しみです!更新待ってます! (2019年6月5日 18時) (レス) id: 8d6066aa74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるこむぎ | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2019年6月5日 18時

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