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大好きだったのに・・・ ページ9

山田side

それからというもの、僕はいじめられた。
それくらい、僕でも分かってた。

でも、1番キツかったのは・・・




侑李にいじめられたこと。




侑李をいじめてた数人と侑李で、体育館倉庫に閉じ込められた。

だんだん暗くなってきて、窓なんかなく暗闇の中だった。


怖くなってきて、助けを呼ぶことだってできなかった。

夜に、先生が体育館に行く用事があったらしく、僕のないている声が聞こえたらしい。

恥ずかしかったけど、怖かった。

見つけてもらった時は、嬉しかった。


学校で色々話をして、絶対に侑李のこと言わなかった。

侑李は、僕のこと嫌いでも、僕は侑李が好きだから。

友達だから。
信じてるから・・・、侑李の事。









中二になってからも、いじめは続いた。
お弁当を捨てられたり、教科書がビリビリになってたり。


中二からは、体を売っていた。


放課後だけって思ってたのに、同級生や、先輩にも、だかれたことがあった。


腰を痛めながら、次の人へ行く。


その時が一番辛かった。



なんで、僕は幸せになれないんだろう。

家に帰っても、学校に行っても・・・









侑李の事を嫌いになったのは、中二の冬だった。


急に、呼び出され
怖くて仕方ない。


殴られるのかな?

怖い。怖かった。



「なに、侑李・・・」

「涼介って、体売ってんの?」


「・・・ッ、え?」


なんで、なんで、なんで知ってんの?
侑李には、言ってなかったし・・・


「この前、涼介と知らないおじさんがいて肩組んで、お金渡してるとこ見た。

それでね、『涼介、またお願い』って言ってて、そのおっさん。




「ッ」


「お金もらって、体売ってんの?
じゃあ、僕もやってよ・・」

侑李の家は代々伝わる大金持ち。
お金は、人の倍持っている。

「嫌、だよ・・・」

「お金もらえるんだよ・・・

涼介にとったら、嬉しいじゃん。

その体で、僕を満足してみて・・・」


「侑李・・・」

真っ黒だよ
優しくて、可愛い侑李に戻ってよ


「涼介、」























「やめてよ・・・」


「やめない」









「ねぇ、今は僕だけを見て・・・、涼介」



















そう言うと、侑李は、僕を押し倒した。

僕の今。→←思い出す、過去。



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ゆりあ - 大号泣だなんて・・・!まだまだ始めたばかりなのに、上手だなんてすごく嬉しいです!こんなにも暖かいコメント、本当にありがとうございました! (2018年3月30日 8時) (レス) id: 9292f24e4c (このIDを非表示/違反報告)
アンドーナツ - す!すいません、抜けてました笑笑 (2018年3月29日 23時) (レス) id: 169aa73b6d (このIDを非表示/違反報告)
アンドーナツ - 大号泣でした!すごく描き方上手ですね!大ファンです!作者のゆりあさんのペースで頑張って更新してくださいね!応援してま! (2018年3月29日 23時) (レス) id: 169aa73b6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりあ | 作成日時:2018年3月25日 23時

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