彼の反応日記16【ヒプマイ】

尊敬していた巨匠が亡くなり号泣していたら 3 ページ29

波羅夷空却
「こんだけ自分を惜しんで泣いてくれる奴が居りゃ、本人も幸せ者だな」
泣いている夢主さんを抱き締めながら、あやすように背中を叩いてくれている彼
「でもな、こういう時は失ったもんばっかじゃねぇモンなんだよ。一緒に泣いてくれる奴と、気持ちを分かってくれる奴を次は大事にしろよ？…ははっ、今は聞こえねぇか」
その後も泣き続ける夢主さんの傍に、ずっと居てくれました

四十物十四
「たくさん楽しい思い出を作ってくれた人ほど、なかなか忘れられないよね…」
夢主さんの姿を見て 過去の自分を思い出したのか、目に涙を浮かべながら抱き締めて来た彼
「でも、きっと本人も皆が悲しんでる所見たくないと思うんだ…だから、また笑って生きて行けるように頑張ろう…？」
そう言うと、夢主さんを抱き締める手に力が込まりました

天国獄
「大丈夫か？A…俺は全然まだ実感が湧かねぇんだよな。信じらねぇっつーか」
夢主さんの背中を撫でながら、そのニュースを見ている彼
「こういう時は我慢しねぇで 泣いちまえ。俺の事は気にしなくて良いからよ」
そう言うと、夢主さんの肩に手を回して ぐいっと抱き寄せてくれました
「辛ぇかもしんらねぇが、俺らで頑張って生きて行こうな。本人の分まで」

白膠木簓
「ごめんなAちゃん…慰めてあげたいねんけどっ…俺も今は無理そうやわ…」
仕事でお世話になった事も多かったようで、同じように涙が止まらなくなっている彼
「こんだけ泣いたら怒られるやろなぁ…でも、今日だけは泣いてえぇかな…？」
そう言って 泣きながら笑顔を作る彼を抱き締めると、一瞬驚いた後に そのまま顔を埋めてきました

躑躅森盧笙
「芸人時代に会った事あってな、めっちゃ良くしてくれてん…何でこの人なんやろな」
涙で目をうるうるさせながら、夢主さんの肩を抱いてテレビを見ている彼
「絶対に忘れんとこな、この人の事…本人の分まで絶対に生きよな」
そう言うと、笑いてる顔を隠すように 夢主さんを抱き締めて顔を埋めてきました

天谷奴零
「まだまだ早すぎるよな…悲しいな、今まで当たり前に居た奴が居なくなるってのは」
ぽんぽん夢主さんの背中を叩きながら、真剣な表情でテレビの速報を見つめている彼
「こういう時、相手が居なくなってから、そいつの大切さだったり好きな気持ちに気付くんだよ…嫌になっちまうな」
そう言う彼の横顔はとても寂しげで、今にも泣きそうになっていました

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