３７．気分 ページ39
そして昼休み。
今日も朔兄が作ってくれた弁当を持って食堂へと向かおうとすれば、轟くんが話しかけてきた。
何事かと思ったが、ご飯のお誘いだった。
あの轟くんが誘ってくるのだ。私の頭の中の選択肢は『はいかYES』。
きっと、前、蕎麦について聞いてあげたからそれが嬉しかったのだろう。
「....また語っていいか？」
なんて少し眉を伏せ申し訳なさそうに言うもんだから、「は？当たり前じゃん」とキレ気味に言ってしまった。
死にたい。
彼は私がキレ気味に言ってしまったことに気づいていないのか、
はたまた触れないようにしているのか分からないが、嬉しそうにお礼を言ってきた。
私の心臓、そろそろ限界かもしれない。
「行くか」と私の手を取りいつもより早歩きで歩く。何この子。どんだけ蕎麦好きなの？？可愛すぎかよ。
というか、手を.....手を離せ轟ぃぃぃ！！！
＊
食堂につくとやっと手を離してくれた。
歩いている途中、自分で手を離そうとすれば、また強く握ってきて......
なんかもう心がぐわってなった(語彙力)
蕎麦を注文し、戻ってきた轟くんはやはり私の前に座る。
また弁当より轟になっていると、
彼は前と同じように一本の蕎麦を食べさせようとしてくれた。
のに.........
タイミングよく警報が鳴り響き、パニックになった雄英生にあっという間に流されていった。
ぬおおおおおお！？！？
私の蕎麦がぁぁぁ！！！！！！
マスコミほんと許すまじ
壁を壊した弔くん悪いと思うじゃん？
でも、違う。
ほら、弔くんちょっとした出来心だったんだよ。
パラパラって壁壊したい気分だったんだよ。
わかるわ〜。あるもんね！ちょっとパラパラってしたくなる時！！(必死)
ってことで、弔くんが壊した壁を頼って侵入してきたマスコミが悪い。
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紫亜(プロフ) - 夢女子さん» そうですよね！！それ聞いてなんか安心しましたww (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 5e2587481b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ヒロアカの作品なんてめっちゃあるんですから個性被りなんてよくあることだとおもいますけどねぇ…? (2018年10月12日 8時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫亜 | 作成日時：2018年4月15日 22時
