２７．ヒーロー基礎学 ページ29
もっと皆と話していたいが、もう少しでチャイムが鳴りそうだったので、大人しく席に座る事にした。
前の席はかっちゃんなのだが、何だかいつもより機嫌が悪そう。
「かっちゃんや。かっちゃんや。不機嫌ね」
デリカシーというものを知らないのかと言われそうだが、ちゃんと知っている。
かっちゃんじゃなかったらそっとしておくよ。
かっちゃんじゃなかったらね？(ゲス顔)
「....うるせぇ」
うむ。うるせぇにいつもの勢いがない。
そういえば、轟君と一緒に教室に入った時、目があったのに、かっちゃんの目が見開かれた後、すぐに逸らされたな。
ほほぉ。
なるほど。なるほど。
「嫉妬しなさんな」
「.....！うるせぇ！！！！！！」
おっふ....やだ何この子
かわいい。
とりあえず頭を撫でておく。
『触るんじゃねぇ！！』とか言いながらも手を払わないから嫌じゃないんだよね君。
素直になりなよね
「ふへへへ」
「..........きめぇ」
＊
かっちゃんに引かれた後、タイミングよく授業の始まりを知らせるチャイムが鳴った。
午後の授業はヒーロー基礎学だ。
「わーたーしーがー！！普通にドアから来た！！！」
「オールマイトだ....！！すげえや 本当に先生やってるんだな.....！！！」
「ヒーロー基礎学！早速だが今日はコレ！！戦闘訓練！！！
そしてこいつに伴って...こちら！！戦闘服！！！」
「「「おおお！！！！」」」
「着替えたら順次グラウンド
そういえば 私、戦闘服の要望書いた覚えないんだけど。
あ。
.........朔兄が楽しそうに紙になにか書いてたっけ。
あれかぁぁぁあ！！！！！
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紫亜(プロフ) - 夢女子さん» そうですよね！！それ聞いてなんか安心しましたww (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 5e2587481b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ヒロアカの作品なんてめっちゃあるんですから個性被りなんてよくあることだとおもいますけどねぇ…? (2018年10月12日 8時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫亜 | 作成日時：2018年4月15日 22時
