１３．夢 ページ15
_________私は夢を見た。
誰かが、死んでしまう夢。
その人は誰か分からないけれど、すごく大切な人だった気がする。
忘れてはいけない人。
"貴方は....誰？"
＊
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ....
目覚ましが鳴り響き、私の意識は覚醒した。
目元には乾いた痕。
泣いていたの......？
とても悲しい夢を見ていた気がするけれど、何も思い出せない。
色々考えていたって仕方がない。
寝覚めは最悪だが、今日は大切な日。
気持ちを切り替えなければ。
リビングに行き、朔兄が作ってくれたご飯を食べる。
そして、真新しい制服に着替え、髪を整え、身支度をする。
.....ねぇ。制服のスカート、短すぎない？
かわいいけど。
こんなみすぼらしい脚を見せなきゃいけないの？？
辛い！！！！！！！！
そう、今日は高校の入学式。
入学式と言っても、個性把握テスト。
初日が肝心。頑張らなきゃ！！
気合を入れて玄関の扉を開ける。
「A。行ってらっしゃい」
「行ってきます！！朔兄！！」
満面の笑みで家を出たA。
それに応えるように微笑んで見送る兄。
.....私は気が付かなかった。
兄が一瞬、哀しそうな顔をした事に。
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紫亜(プロフ) - 夢女子さん» そうですよね！！それ聞いてなんか安心しましたww (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 5e2587481b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ヒロアカの作品なんてめっちゃあるんですから個性被りなんてよくあることだとおもいますけどねぇ…? (2018年10月12日 8時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫亜 | 作成日時：2018年4月15日 22時
