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番外編2 ページ38

逆に一人の方が自由に食事も出来ていいかもしれない!



そうプラス思考に考えて、椚ヶ丘駅近くを歩いていた。



そうだ、美味しい物食べて、嫌なことは忘れるんだ!



と思い、私は近くにあったファミレスに入った。





「ま、満席……」




お昼時の所為か、店内は混み合っていた。




一応順番待ちの名前は書いたけど、これは結構待ちそう。




私は呼ばれるまで、椅子に座り待っていることにした。




時間帯がちょっと悪かったな……

失敗したかも。





「あの……」



「えっ?」




突然、話し掛けられた私は顔を上げる。




目の前には一人の美少女が立っていた。



凄くきれいでいて、かわいい人……



私は思わずその人に見とれてしまっていた。




「お一人ですか?」




亜麻色のロングヘアーがキラキラと輝き、その容姿は気品さえ漂わせている。

モデルさんかな。



「はい、一人ですけど……」




そしてこれが、私とうまるお姉ちゃんの出会いだったのである。




_______________________________________




「土間さんのおかげで速く席に座れました。

ありがとうございます。」



「いえいえ。

一人分待っている枠が減れば、呼ばれるまでの組みの数も一つ減るし、お互いに早く座れるしね。」





彼女は土間埋さん。


私に、一緒に座りませんかと声を掛けて下さったのだ。


今は席が見つかり、店内奥の窓側二人席に座っている。




「それに、一人だとちょっと寂しくて……

浅野さんを見つけた時にね、もしかして一人かなって思って。

自分も一緒だから、お話しできるかなって思ったんだ。」





「そうだったんですね。

私も一人は寂しいなって思ってたんです。

本当は、家族で来たかったんですけど。」



「私もだよ。

なんか、私達って似てるね。」




「確かにそうですね。」




そこからお互いにパスタを頼み、食事を楽しみながらお話をしていた。



土間さんは、私より年上で高校生だそうです。

でも、気軽に下の名前で呼んでと言って下さり、とても言い方でした。


私も同じく下の名前で呼んで欲しいと伝え、お互いに仲良くなりました。

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(プロフ) - ちくわさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉を下さり、励みになります。悪の大罪シリーズについてですが、実は知らなくて、すいません……。「悪の娘』とかがあると名前だけは聞いたことがありますが、分からないです。おススメ作品ですか? (2018年6月1日 21時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ - 面白いです! 悪ノ大罪シリーズとか知ってたりしますか? (2018年6月1日 17時) (レス) id: ae2f86a54b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年2月18日 8時

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