Sunflower 11 ページ24
入れちゃった…はぁ…。あいつの命令に従えとあの子に言われたから実行したものの、罪悪感が凄い。溢れ出てきそう。
あれから普通に妃凪が隣の席に登校して来て、特に言葉を交わす事なく今に至る。
何時もなら朝の挨拶をして雑談を始めるんだけど、今はちょっとそう言う訳にはいかないね。
…あっ。そうだ。妃凪…あの手紙を読んだのかな。そう思い、チラッと私は彼女の席をチラ見する。
すると、クリアファイルの中に私が彼女の靴箱の中に入れた封筒が入っているのが見えた。
どうやらもう読んだらしい。開けた後があるから。読んだ後、すぐにファイルの中に入れたっぽい。
そんな事を思っていると、クラスメイト数人が妃凪の傍にやって来た。
「九条さん、おはよう。」
一人の女子が妃凪に声をかける。妃凪は少し元気なさげに挨拶し返した。
「…?どうかした?」
「あっ…ううん。」
妃凪とクラスメイト達の会話は、暫く続いた。
*
授業中
板書を取っていると、机の中に入れていた携帯の振動が聞こえてきた。
RINEのメッセージを受信したっぽい。後で見るかな…。
・
トイレに行き、私は携帯のRINEのAppを起動する。すると、メッセージの差出人は仙城からだった。
【どうやらできたようね。やればできるじゃない。さて、もう少し位あいつにダメージを与えて貰おうかしら? 今度はあいつの持ち物を隠しなさい。何でもいいから。】
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理依(プロフ) - 麗扇姫(聖ヶ丘哀)さん» 有難うございます。頑張ります (2017年12月24日 19時) (レス) id: d9ecc92ceb (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 麗扇姫(聖ヶ丘哀)さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。頑張りますね!! (2017年12月24日 15時) (レス) id: 9fa2d505ad (このIDを非表示/違反報告)
麗扇姫(聖ヶ丘哀)(プロフ) - 読むごとにお話に引き込まれて行くようです(*´▽`*)悪女主…いいですね!これからも無理のない範囲で頑張って下さい!(^^)! (2017年12月24日 14時) (レス) id: 2f2ea1e042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛&ニア x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年8月13日 21時