休学復帰のくのたま先輩【RKRN】

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左近「最近、伊作先輩がずっとくのたまの先輩の話をするんだ」


長屋で集まっていた二年生。

左近のふとした一言に他の二年生も目線を向ける。


三郎次「如月A先輩って人だろ？久々知先輩とタカ丸先輩がずっとその話してたんだよな〜」

四郎兵衛「僕も〜七松先輩と滝夜叉丸先輩がいつも以上に機嫌が良くなってた〜」

久作「中在家先輩と不破先輩からも色々話聞いてるぞ」

石人「上級生からは人気だよね〜」



会ったこともない先輩だが、それぞれの先輩から色々事情は聞いている為どんな人なのか気になってしまう。



左近「この医務室に来たんだ。如月先輩って病で休学してただろ？まだ病み上がりだから時々医務室に来て休むんだ」

四郎兵衛「それでも退学せずに忍者を目指してるってすごいよねぇ〜僕尊敬しちゃう」



頭の中でAのイメージを想像してみる。

傲慢なイメージを思い浮かぶ人もいればか弱いイメージを持つものもいる。




石人「僕会ってみたい」

三郎次「それいいねハニワくん！」

久作「でもまって。急に行ったら迷惑になるんじゃないか？くのたまとは言えいつもいる二年生のくのたま達じゃなくて六年生なんだし…」

三郎次「あっ！そういえば先輩だった…」



沈黙が流れる部屋。

六年生と言えば忍たまの六年生達。

彼らは個性が強すぎるということで学園内では迷惑だったり楽しかったりする。

Aも彼らと同じ六年生(問題児)なのかと思うと会うことに少々躊躇する。




石人「でも、悪い人ではないよきっと」

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