恋のお相手は店員さん

片想い 3日目 ページ3

JM「…えっ？僕ですか？嬉しいです」



うわ…可愛い
ユナの棒読み褒め言葉聞いて微笑んでる！！
喜んでる！！可愛い！


YN「店員さん、パクさんって名前なんですね」


パク………さん…可愛い！


JM「あ、はい！パクです…お客さん、たまにこのコンビニ来ますよね？」


え？ユナ認知済みですか？私より先に知られてる感じですか？もしかして、あのお客さん可愛いな〜とか思われちゃってるやつですか？


YN「私ですか？ファミリーのマートあまり美味しい物置いてないので、仕方ないって時だけ来てます」



みなさん、聞きましたか？
ここまで正直な女は居ますでしょうか？
しかも今、その仕方ないって時だけ来てるコンビニの店員さんに言っちゃってますよ？やばくない？



JM「はは…っ、確かに他のコンビニの方が美味しい物たくさんありますよね〜」



ほら！パクさん苦笑いじゃねーかよ！



JM「……あっ、でも…そこに置いてあるプリン！ここのコンビニ限定なんですけどオススメですよ…？」



遠慮がちにプリン勧めてくるって可愛いね？
買います。私それ買います。買い占めます。



YN「あ〜…私甘いもの苦手なので…ごめんなさい」



おお〜い！そこ買う流れでしょ？？
また来た時にオススメのやつ美味しかったです！って言うやつでしょ？



JM「あの……お客さん…それより、先程からあちらのお友達さん？こっちガン見してますよ？」




YN「いえ…あれは他人です。知らない人です」




『 えぇっ！？』



今更他人ズラ！？悲し過ぎるでしょそれは…
親友でしょ？ユナたん…私…友達だよね？？？


JM「wwwwwそうなんですね？こんばんは〜ww」



おいおいおいおい…めっちゃ笑われてる〜
絶対バカにしてる〜



『こんばんは……好きです』



JM「 ………………えっ？」


パクさんリンゴみたいに真っ赤…
あれ？私なんて、言った？え？
ユナが爆笑してるんですが…やばい状況？？



『えっ、あの…っ、プ、プリン！プリンです！私も好きですそのプリン！』




JM「あ…//いやっ、あれ！ですよ、ね！美味しいですよね！」




ダメだ… やばいぞこれは…ユナは完全に面白がってるしパクさんはパニック起こしてるし私は未だに自分何言ってんだって感じで頭回らないし



『はいっ！、あの私！帰ります！帰る！さよなら！』





YN「 はぁ！？ちょ、っ！待って！」



ユナ置いて来ちゃった…明日怒られるな…
あんな事言っちゃったしパクさんにもう合わせる顔ないよ…

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