検索窓
今日:73 hit、昨日:7 hit、合計:140,143 hit

時の流れ 捌拾陸 ページ36

気持ち悪い、頭がくらくらする。



「ちょっと待って下さい宇髄さん!?囲炉裏ちゃんに飲ませたのってお酒ですか!?」



甘露寺さんの可愛い声が頭に響く。たしかにこの瓶の中きついにおいがする。これ酒なんだ。十二歳になにのませてんだよおい。


「おう、酒だぞ」

「う、宇髄それはやばいだろう」

「囲炉裏ちゃんまだ十二歳ですよ!?お、お酒は成人してから」



甘露寺さんの可愛い焦る声。さて今日も甘露寺さんは尊い。

取りあえず頭痛いから意識をとばした。おやすみみんな。

















翌日。



何時もの見慣れた天井を見て昨日の事を思い出す。確かお酒のんだんたよね。誰が運んでくれたのだろう。

して頭痛い。くっそあのド派手野郎。今度会ったら痛い目にあわせてやる。

昨日そのまま着ていた隊服と、布団の傍に綺麗に畳んであった羽織を羽織った。

そして廊下を歩いて調理場に向かった。そこには前掛けをした甘露寺さんが。




「あ、お嫁にきたんですねわかりますありがとうございます」



私の小声に気付いたのか「あ、囲炉裏ちゃんおはよう!」と笑顔で挨拶してくれました。はい尊い。

朝から前掛けの姿した甘露寺さんを見れて今日は良い日です。



「囲炉裏ちゃん、昨日は大丈夫だった?」


しゅんとした様子で私の心配する甘露寺さん。



「大丈夫ですよ。この通りです」


と笑って見せた。



「本当?よかったぁ。本当にごめんなさいね、あの時止められれば」

「いえ、なにもかにも悪いのはあのド派手野郎です」


ちょっくらアイツぶっ飛ばしてきますと拳を作って突きをした。

こんな可愛い甘露寺さんに心配させる原因をつくったド派手野郎は許さん。

時の流れ 捌拾漆→←時の流れ 捌拾伍



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (159 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
378人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぬき - 続きみたすぎる (2021年12月28日 10時) (レス) @page38 id: e09826d341 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - 好きです。あーすごくいいところで!続きが気になります!応援しています、頑張ってください!!!!!!!! (2020年7月19日 3時) (レス) id: e2dd6d7f46 (このIDを非表示/違反報告)
時桜ミク - すごい面白かったです。続き楽しみにしてます。これからも頑張ってください。 (2020年1月29日 22時) (レス) id: 70727446e8 (このIDを非表示/違反報告)
涙-るい-(プロフ) - さろぺさん» 有難うございます!了解です!待ちますね! (2020年1月27日 4時) (レス) id: 5fa6124f9a (このIDを非表示/違反報告)
さろぺ(プロフ) - 涙-るい-さん» お願いします!でも夢主ちゃんの見た目を少し変えようと思いまして。それまで待っていただけますか? (2020年1月25日 11時) (レス) id: 84dcb5da09 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さろぺ x他1人 | 作者ホームページ:なっしんぐ  
作成日時:2019年8月27日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。