時の流れ 捌拾伍 ページ35
甘露寺邸にて。
なんか久々感があるなぁ。
二年位此処にいたのになぁ。
なんて思っていたら。
後ろから凄い足音が。
気配と足音の数で何かを察する。
後ろを振り返って見ると、顔が青冷めることがわかった。
「囲炉裏ちゃ〜〜〜〜〜ん!!!!!」
「囲炉裏!!!!!!!!!!」
「ド派手ド派手ぇぇ!!!」
なにあれ。
取り敢えずそのまま突っ立ってたらヤバい方になるだろう。
甘露寺邸へ逃げ込んだ。
・
・
「囲炉裏ちゃん!柱昇格おめでとう!まさか入隊して一週間ほどで柱になるなんて!」
笑顔で言う甘露寺さん。
笑うな。
惚れてまうやろ。
もう惚れてるけど。
「さっすが私の自慢の継子!鼻が高いわ!」
とニコニコした甘露寺さんに頭をなでられる。やっべ頬が緩くなる……。
「うむ!流石俺の弟子の弟子だ!」
甘露寺さんに続いて煉獄さんも言った。
「へへ」
甘露寺さんになでられることと、甘露寺さんに自慢の継子といわれる喜びで、正直照れていた。
「派手に祝おうぜ!」
と宇髄さんは、私に瓶みたいなものを差し出した。
何これ。
なんか。うん。
栓を開け、ぐいっと飲んでみた。
何だろう。
・
飲んだ瞬間。
頭がくらくらする。
気持ち悪い。
顔色を悪くした私に甘露寺さんは悲鳴のような声をあげて言った。
「ちょっと待って下さい宇髄さん!?囲炉裏ちゃんに飲ませたのってお酒ですか!?」
378人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬき - 続きみたすぎる (2021年12月28日 10時) (レス) @page38 id: e09826d341 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - 好きです。あーすごくいいところで!続きが気になります!応援しています、頑張ってください!!!!!!!! (2020年7月19日 3時) (レス) id: e2dd6d7f46 (このIDを非表示/違反報告)
時桜ミク - すごい面白かったです。続き楽しみにしてます。これからも頑張ってください。 (2020年1月29日 22時) (レス) id: 70727446e8 (このIDを非表示/違反報告)
涙-るい-(プロフ) - さろぺさん» 有難うございます!了解です!待ちますね! (2020年1月27日 4時) (レス) id: 5fa6124f9a (このIDを非表示/違反報告)
さろぺ(プロフ) - 涙-るい-さん» お願いします!でも夢主ちゃんの見た目を少し変えようと思いまして。それまで待っていただけますか? (2020年1月25日 11時) (レス) id: 84dcb5da09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ