時透無一郎の親戚は恋柱の継子です 弐 【鬼滅の刃】【時透無一郎】【甘露寺蜜璃】

時の流れ　捌拾弐 ページ32

初任務から下弦に会いました。




恋柱の継子、時季囲炉裏です。

いやぁ、ね。

下弦の陸とは言え、とても早く任務が終わりました。




さてと、次の任務は……。




あれ？鴉何処？




次の任務は？




私が鴉を探してきょろきょろしていると、





「オイ、女」




脳筋に呼ばれ、後ろを向いた。





「お前の名前。なんだ」





ああ、そう言えば名乗ってなかったな。





「…時季囲炉裏。超絶美少女恋柱様の継子様だ」





堂々とカッコ良く言った。

脳筋はクスッと笑って言った。

何故笑うし。




「俺は不死川玄弥だ。宜しくな」





へぇ。




「脳筋、不死川玄弥って云うんだ。宜しく」


「…オイ脳筋ってなんだよ！」


「さっきからいってんじゃん。脳筋って」

「は？お前〜！」

「あははっ」









・









同時刻。




産屋敷邸にて。





囲炉裏の鴉から報告がきた。



内容は、囲炉裏が下弦の陸の頚を打ち取ったという内容だ。






「そうかい。囲炉裏が下弦の陸を倒したのかい。よくやった、囲炉裏………」









囲炉裏の鴉は、急いで報告してくれた。


そのためか、ゼェゼェと息が上がっていた。


そうか。


下弦の陸を倒したのか。


ならば、階級も上げなければ。


癸から、柱へ。





「あまね」



「はい」





「囲炉裏にはもう、柱に匹敵するほどの力がある。囲炉裏を、産屋敷邸(この場所)に連れてきてくれないかな」




「はい。承知致しました」









そう言えば、囲炉裏は最終選別前に、上弦の壱と交戦した。




そして、あの上弦の壱相手に夜明けまで戦った。

　


重傷だと聞いたが、入隊前に十二鬼月に出くわす隊士(私の子供)はいない。



もしかして、囲炉裏が居れば…………。







とても大きな戦力になるかもしれない。

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