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時の流れ 捌拾壱 ページ31

顔を赤くして脳筋は私の腕から降りた。




「じゃあ下山するか」





「え、え?」
 




まだ顔が赤い脳筋を置いて村の方へと足を運んだ。



その時。




シュン




そんな音をたてて、何かの残撃が私の顔の横奥の木に刺さった。
 


すぐさま戦闘体制に入る二人。



そして、木の影から何かが出てきた。


気配から鬼だろう。






「鬼狩りだなぁ。右の女肉付きがよさそうだぁ。ハハッ」




うわなんだこいつ。

気持ち悪い。

正直近寄りたくない。



少々嫌な目で鬼の目を見ると、鬼の目は「下陸」とあった。




なるほど。




「十二鬼月の下弦の陸か」



「あぁ。その通りだ」








音をたてずに抜刀し、呼吸の構えをとる。




そして右足に力を籠める。





「そうか。なら死んだほうがいいんじゃない?空気が無駄だからさ」







溜めていた力を放出し、鬼と、一気に周りを詰めた。




剣を右上に持ち上げた。



そして、左下へと


全集中 時の呼吸 文月 弐 天海(てんかい)(ころも)




次の瞬間、下弦の陸は胴と頭が離れた。

簡単には、頚を斬って死んだ。




下弦の陸とは言え




「弱いな。ねぇ本当に下弦の陸?嘘なんじゃないの?ねぇ何とか行ったら?ってあぁ、そういえば死んでるんだったね」



と言い放った。



じゃあ、




「帰るか」




帰る。






























その頃。


 
 



鴉(アイツ下弦ノ陸相手二六秒カヨ。オ館様二報告シナケレバ!)



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ぬき - 続きみたすぎる (2021年12月28日 10時) (レス) @page38 id: e09826d341 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - 好きです。あーすごくいいところで!続きが気になります!応援しています、頑張ってください!!!!!!!! (2020年7月19日 3時) (レス) id: e2dd6d7f46 (このIDを非表示/違反報告)
時桜ミク - すごい面白かったです。続き楽しみにしてます。これからも頑張ってください。 (2020年1月29日 22時) (レス) id: 70727446e8 (このIDを非表示/違反報告)
涙-るい-(プロフ) - さろぺさん» 有難うございます!了解です!待ちますね! (2020年1月27日 4時) (レス) id: 5fa6124f9a (このIDを非表示/違反報告)
さろぺ(プロフ) - 涙-るい-さん» お願いします!でも夢主ちゃんの見た目を少し変えようと思いまして。それまで待っていただけますか? (2020年1月25日 11時) (レス) id: 84dcb5da09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さろぺ x他1人 | 作者ホームページ:なっしんぐ  
作成日時:2019年8月27日 23時

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