時透無一郎の親戚は恋柱の継子です 弐 【鬼滅の刃】【時透無一郎】【甘露寺蜜璃】

時の流れ　漆拾捌 ページ28

翌朝。

鴉からの任務の内容は「湯繰山(ゆくりざん)で鬼が出る」とのこと。


(※この作品ででる地名は作者の適当な地名です。実際に存在しません)




ここから湯繰山という場所は分からないので鴉について行く。



湯繰山は浅草のような発展している所ではなく、しんと静まっている田舎である。



湯繰山のふもとは、綺麗な川がながれる。



もう収穫の時期だろうか、田んぼには稲穂が沢山ある。



そんな綺麗な村だから、山も綺麗だろう。



って思ったんだけど。






「なにこれ。めちゃくちゃ手入れされてないじゃん」





入った山は、想像より手入れが行き届いて居なかった。



根が絡まり合っている樹木。


長さがバラバラな草。



挙げ句の果てには土の色が汚い。



おいこら村長。



綺麗な村あるなら山も綺麗にしろや。









そう思った瞬間。



微かに感じた鬼の気配。



私は神経を研ぎ澄まして抜刀した。



すると其処には、鬼殺隊であることを示す隊服を着た鬼がいた。

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