226.やきもち。 ページ38
. .
勇人さんの家に居るときは、
なんだか時間がゆっくりに感じる。
ほら、今だって。
勇「Aーーっ！」
「もー…朝っぱらから抱きつかないでください…」
勇「ええやん、シーズン中はゆっくりできへんや
ろー？」
「んー。そーですけどー」
今日の朝はすーっごく長い。
時間がゆっくりってゆーより、勇人さんが甘々すぎて中々離してくれないから。
もーー…いつもはこんな人じゃないのに。
勇「んーっ！もう起きよっ」
「はい、もう起きてくださいよー」
勇「もーさー。聞いてやー」
「はいはい、」
勇「ジャパンの奴らな？彼女やら、奥さんやらに
毎日のようにビデオ通話してニヤけて晩飯食い
にくんねん！ほんま腹経つわーww」
「えーー。寂しかったんですか(笑)」
勇「ちゃうし、」
あーらら、
甘々のあとは、ツンデレ。
この人は本当によくわからない人だーっ。
勇「えーっと？あと何日で開幕やっけ」
「あと2日です」
勇「まじかー。もう全然時間ないなー」
「ですねー。本当に半年って早い」
もうあっという間にシーズンが始まる。
またあの胃の痛い日々が続くのか(笑)
まぁ、色々と楽しみではあるんだけど。
勇「あ、電話」
「え？私じゃないです。」
勇「おれか。『もしもーし』
『…うん、おーーー！良かったやん！』
『えー？でもなんで俺が先なん(笑)』
明らかに楽しそうに会話してる。
…女…の子？
『んーっ、じゃーなー！』
「…お疲れ様です」
勇「え？」
「でんわ」
勇「あー、なんかさー」
「別にいいです。聞いてません」
勇「まって、何で怒ってん(笑)」
「…女の子？」
勇「うん、そやでーっ。」
「へーー」
勇「お前の妹からw」
「え、真琴？」
勇「うん、何か、大学合格しましたーっ！って」
「…はぁ？？」
私の勘違いも図々しいけど、
真琴も私より先に勇人さんに報告するなんてーっ。
あのやろー…ww
「真琴は勇人さん大好きですからねー…」
勇「えー？まじで(笑)」
「…ふん」
勇「ん、Aちゃんこっちおいでー」
「なんで、」
勇「ええから、はよ」
言われたとおり、勇人さんの方へ行くと、
後ろからぎゅってされて。
「……もー。」
勇「俺が1番好きなんはA」
「…わたしも」
妹にヤキモチ妬く私って...。はぁ。
.
227.間にあわない。→←225.無理には聞かない。勇人side
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にゃあ - �Δ�見られません…。続きが気になります。 (2019年12月9日 23時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - なつきさんの作品に惚れ込んでいます笑 続きを読みたいのですが、�Δ郎鐔�されたんですか？？？それともほかのところに保存してあるんですか？？？ (2019年2月6日 14時) (レス) id: 7e3dde90ac (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - いつも楽しくこの作品を見ております。突然ですがこの作品の�Δ呂匹海砲△蠅泙垢�？ (2018年4月7日 5時) (レス) id: e527375542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な つ き | 作成日時：2017年11月23日 19時
