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出発の日


私は一人空港の椅子に座っていた。


みんな昨夜私のためにお別れ会をしてくれた。



今日はみんな仕事があるから昨日してくれた。



こんなときにも環に会いたいなんて思っている自分がいる。



アナウンスで自分が乗る便が呼ばれ、立ち上がると、



環「A!」



(この声は…)


私は振り返った。


『環!?』



環「俺待ってるから!」



私は涙が出てきた。


ギュッ



自分でもわからないけど、環に抱きついた。



環「A!?」



『環、好きだよ…』



すると、環は私の背中に手を回し、耳元で囁いた。



環「俺もだよ…」

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設定タグ:アイナナ , 四葉環   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:一葉桜雲 | 作成日時:2019年4月2日 22時

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