四十話 ページ43
そのまま上手く進むかと思ったが、そういうわけでもない。
「…知らんかったん?それやったら、ほんまに偶然やね。何で来れたんか気になるわ」
「まぁまぁ…もうすぐで始まるからさ。一旦行かない?」
ゲーム上の設定にウツは観察力が優れてるってあったな。
ヒロインが悩んでる時とか気付いたりするんだけど、こんなことまで起こるとは。問題だな。
玉入れはまずまずだった。
僅差でウツの団が勝ってた。ヒロインが本調子じゃ無かったせいでもある。
2位だからうちの団は盛り上がってたけど。
昼食休憩。
体育祭中だから生徒会の人たちは団のテントでそれぞれ食べていた。
ヒロインもシャオロンたちと食べていたが、どこか上の空に見えた。
私は手早く済ませ、午後の種目を確認する。
大縄、綱引き、借り物競走、大玉転がし、リレーってところ?
コネシマ先輩のデカい声が、ここまで聞こえてくる。
「ショッピくんたち呼ぼうか」的な話をしている。
この学園セキリュティ以外緩めだから大丈夫なんだろう。
突如近付いてきたイケメン2人組にテントは騒がしくなる。
興奮して立ち上がる人がたくさんいたので、ショッピたちは混雑に巻き込まれていた。
騒がしくなったせいで、コネシマ先輩たちの会話が聞こえない。
騒がしいことをいいことに舌打ちをする。
「え?」
「は?」
舌打ちしたタイミングで「え?」と聞こえたので、聞かれたのかと思わず「は?」と返してしまう。
たまたま、だよね。それなら、たまたまか。ぐるぐる眼鏡と目があったのも。
500人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なな - 更新!ありがとうございますまぁぁぁす!! (9時間前) (レス) @page48 id: cffe520b59 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 華斗さん» ありがとうございます!話が浮かんだ時に書くので更新はまちまちですが頑張ります! (4月24日 18時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
華斗(プロフ) - 好きすぎて毎日拝見しています!応援してます!! (4月23日 12時) (レス) id: bd626aa164 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 石さん» ありがとうございます!夢主ちゃんもヒロインちゃんも喜んでると思います💪 (3月20日 9時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
無名 - ーーーさん» ありがとうございます!?そう言ってもらえて嬉しいです🙏 (3月20日 9時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無名 | 作成日時:2024年3月17日 18時