二十話 ページ21
Noside
屋上
風が強い日だった。
ヒロインは結んだ髪を抑え、手すりの方を見る。
青髪を見つけ、目を見開く。そして、近づく。
「……ウツくん」
「ああ、えみりちゃんやったん？こんなとこで会うなんて珍しーね」
へにゃり、笑って振り返る。
「あ…」
はぐらかされた、そう思ったヒロインだったが、返す言葉が見つからず言葉に詰まる。
「いつもここにいるの？」
「んーん？たまにね」
視線を外す。
「そっか…」
沈黙が続くが、ウツはそれを不快に思っている様子はない。
「何でここにいるか聞いても良い？」
「教室おったら女の子たちに囲まれるんよ」
「……嘘でしょ」
「信じてもらえへんなぁ。ところで、何で僕がここにいるってわかったん？」
「たまたま…って言っても、信じてくれないよね」
「まぁお互い様やしな」
そう言って、貼り付けた笑みで笑った。
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なな - 更新！ありがとうございますまぁぁぁす！！ (5月12日 19時) (
レス) @page48 id: cffe520b59 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 華斗さん» ありがとうございます！話が浮かんだ時に書くので更新はまちまちですが頑張ります！ (4月24日 18時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
華斗(プロフ) - 好きすぎて毎日拝見しています！応援してます！！ (4月23日 12時) (レス) id: bd626aa164 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 石さん» ありがとうございます！夢主ちゃんもヒロインちゃんも喜んでると思います💪 (3月20日 9時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
無名 - ーーーさん» ありがとうございます！？そう言ってもらえて嬉しいです🙏 (3月20日 9時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2024年3月17日 18時
