~束縛~ A.Shirahama

束縛 6 ページ7

Youside


亜嵐が帰ってきてしまった
そして玲於と話しているところを見られた

亜嵐の顔は今まで以上に怖かった
殺される、そう思った

亜「玲於、俺さ2階には入んなって言ったよね？
何勝手に入ってんの？」

玲「亜嵐くん、なにこれ、こいつに何してんだよ！」

『玲於っ！やめてっ！』

私がそう言うと、亜嵐くんは
持っていた、クラッチバッグを私に投げつけた

『ｯﾂ!、玲於っ、帰ってっ！』

私がそう言うと亜嵐は痺れを切らしたかのように
私のうえに馬乗りになって、頬を殴った

亜「俺以外の男と話すなって教えたばっかじゃねぇかよ！なんで分かんねぇんだよ」

玲「亜嵐くん！やめろっ！」

玲於が止めに入ったけど止まらない
亜嵐くんは玲於の胸ぐらを掴んで白い布を口に当てた

ダメっ！
そう声を出したかったけど出ないことに気づいた

必死になってても止められなくて
玲於は床に倒れ込んだ

亜「A、お仕置きだね、」

『いやっ...こない...で！』

そう言って逃げようとした
でも、鎖で繋がてれいるからそんなこと出来るわけなかった

亜「玲於に見られたくないこと見られたら
誰とも会いたくなくなるよね、A」

そう言われて布を口に当ててきた

亜「残念だよ、」


その言葉を最後に意識は途切れた

束縛 7→←束縛 5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す