~束縛~ A.Shirahama

束縛 38 ページ38

Youside

あれから何分経ったかな？玲於の胸で泣き続けた

HI「収まったー？そろそろ入ってもいいよね？」

玲「HIROさんっ！？いつからいたんすか！？」

『ごめんなさい、私のせいで外で待たせてしまって』

HI「平気だよ、事情はGENEメンバーから聞いてる
俺の前住んでたマンションがあるからしばらくはそこにいてね、勝手に外出することは許しません」

『でもHIROさんっ！』

HI「流石に今の状況で君をほっとく訳にはいかない
亜嵐みたく閉じ込めるわけじゃないから安心して
ご飯は、食材を一定に届けさせるから、それで好きに作ったりしていいよ、
お風呂とかも勝手に使ってくれて構わない
家賃とかは気にしなくていいよ、その部屋買っといたから」

なんて優しい人なんだろう、
でも私がいなくなったら亜嵐は？
亜嵐はどうなるの？ずっと亜嵐と一緒にいた

だから、離れるのは苦しいのかもしれない

玲「亜嵐くんは、俺たちで何とかするから心配すんなお前は傷を一刻も早く治すことに集中しろ」

玲於の言葉を聞いたあとのHIROさんが
私に部屋の鍵を渡した

ついでにHIROさんと彩さんのLINEIDも

『これ...』

HI「何かあったら俺か彩に連絡するといい
彩に関しては君のことを好いているから家に来てくれる、遠慮なんてしなくていいからね」

そう言ってHIROさんは出ていった


私はどうしたらいいのかな

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