~束縛~ A.Shirahama

束縛10 ページ11

Youside


目が覚めると、知らない天井だった

『ここ、どこ、』

玲「起きた？ごめん勝手に連れてきて
ここは俺んち、気づかんくてごめんな」

玲於？あ、そうだ,

『来ないで、触らないでっ！
私は汚れてるの！汚いのよっ！』

玲「A！！さっきも言ったろ！
お前が、どれだけ怪我してても綺麗っつったろ！
なんで、電話してきた時に言わなかったんだよ！
俺なら助けられただろ！俺らはガキの頃からの仲だろっ...」


『ごめん、私帰らなきゃっ』


龍「それは、許せへんなぁ」

聞きなれた声がして顔を上げると龍友くんがいた

『なんで、みんないるの...』

隼「玲於から聞いたよ、ごめんね、気づけなかった」

メ「なんで隠してたの、電話した時言ってよ」

涼「ここは危ないからしばらくは俺んちにおいで」

そう言って涼太くんが私に近づいてきた

『来ないでっ！なんでそんなことするの！？
ほっといてよ！みんながこんなことするから
また亜嵐に、おしおきされるんだよ！っ！』

裕「お仕置きって、なんや」

あっ！

『何でもないっ、か、帰らせて』



そう思って立ち上がって出ていこうとした

ｶﾞｼｯ


玲「出させないよ、帰らせない、
もう、あそこには戻さないよ」


『やめて！私は亜嵐が好きなの！』


龍「そんなに傷つけられたのにまだ好きなんか！？
玲於じゃあかんのか！？前は玲於のこと好きやったやないか！隠すなよ...」



龍友くんにそう言われた私は膝から崩れ落ちた

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