探しています【鬼滅の刃】

弐拾捌の型 ページ28

バレた。


まさか、愛柱が見ていたなんてね。


あたしが霞柱の家に入るのを見てたらしい。




あたし…まだ貴女の大切なもの奪ってないんだけど。




蟲柱「人殺し！」


はぁ…


蟲柱の家に閉じ込められてる。



柱が皆いる。


愛柱「銀子ちゃんを殺してたの見たんだから！」

いや、殺してねぇよ。


生きてるからな？

音柱「嫁を殺すなんててめぇ！」


『うるさいですよ！生きてるし‼』


うるさいんだよ。



殺してないし。


恋柱「嘘つかないでよ！貴女罪を軽くしたいからって最低よ！」

『うるさいなぁ……。殺してないっていってんじゃん。』


『話ぐらい聞けよ。』




『この村の北側に洞窟がある。さっさと行け。』


あたしって優しい。わざわざ教えるなんてね。

感動の再会を果たしたのか。

そうそうに戻ってきた。




ﾄﾞｶｯ


風柱「おい。まだわかんねぇのかァ？
大切な人を奪ってんじゃねぇよ！」

『あんた達は良いじゃない‼大切な人が生きてたんだから‼』

傷だってついてないでしょう？！


『殺しても良かったんだよ？！』



『あんた達がしたようにね‼』


なんのことって顔をしてる。


『青葉を返せよ！！！！』

『青葉はっお前らが殺したんだｯｯｯ！！！！』


蟲柱「え…？」

『なんだよ蟲柱！！！！』


『お前らが青葉を死に追い詰めた‼』


『償えよ！なんで青葉が死ななければいけなかったんだ！』




ﾄﾞｽｯ

音柱が腹を蹴る。


音柱「お前が先に愛美の家族殺したんだろ！」


『殺してないよ。』



蛇柱「嘘をつくな」

炎柱「大切な人を奪われる気持ちが分からないのか！」




『知ってるよ！嫌と言うほど！！！！』


『錆兎を目の前で殺された！
両親を殺された！お母さんのお腹には赤ちゃんだっていた！
青葉だって私の腕のなかで死に絶えた‼！』


『なんであたし達から全部奪っていくの？！ねぇ！』

『あんた達を許さない‼青葉を奪ったあんた達を‼』


蟲柱「うるさいです」

蟲柱が私の言葉を遮る。

『うるさい…？ふざけるな‼』


『コレからだったのに！』


『青葉は！やっと前を向けたんだ！コレからだったんだ！』

お父さん達が目の前で殺されて‼


やっと前を向けたんだ！



『まだまだコレからの人生があったのに‼』





『鬼じゃなくて人間に奪われた気持ちが分かるか！』


愛美がニヤッと笑った






『お前らは人の屑だ！！！！』

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