探しています【鬼滅の刃】

弐拾壱の型 ページ21

次は…炎柱の屋敷


千寿郎君を拐おう。



『こんにちわ！』


千「あの…どなたで？」



『ちょっとごめんねー！』



ﾁｸ




麻酔薬を打つ。



千「え…？…ﾄﾞﾀ」




本当煉獄さんにそっくりだね。





あたしは、洞窟に戻った。




もちろん屋敷を血だらけにして。







アオイ「海柱様…！出してください！」


おー。目が覚めてるー。



しっかり訳を話さないと不安だよね。





あたしは、千寿郎君と洞窟に入った。




アオイ「出してください」


『…私の話を聞いてくれるかな？』

カナヲ「…。」


警戒されてるなぁ。まぁ…当たり前か。




『まぁ…勝手に話すけど。』



『私は、嵌められた。愛柱に。
柱から暴力を振るわれたり、暴言を吐かれても私は我慢してた。』



『僕は殺人の罪を擦り付けられても我慢した。
だけど柱は最低なことをした
僕の唯一の家族。妹を殺したの。間接的に。』



『人を守るべき日輪刀で。足と手を１つずつ切断。目も１つ潰れてた。』


『妹は、呼吸なんて使わない。鬼殺隊でもない。それに…体が弱かった』



『妹は、死んだ。柱が殺したんだ。そして…』



『上弦と会って分かったの。アイツらにも同じ思いをさせてやるって。』


アオイ「それでっっ！私たちを殺すの？！」


『殺してるならとっくに殺してる。お願いがあるの。』



私は、土下座した。

『少しの間…ここにいてください…。』


きよ「おっおうちに帰してくださいっ…。」


『貴女達の家は…血だらけです…。蟲柱は今ごろ気づいているでしょう』


『貴女達が居ない事に…でもｯｯｯ』


カナヲ「やめてっ…。きよ達を帰して…。」



聞いてくれない。


『あたしは…貴女達を傷つける事はない。』

『ただ…私の気持ちを柱の人たちにわかってほしいの…。』

なほ「私は…信じます！」


なほ「だって…海柱様…私たちを眠らせるとき。
ごめんねって言ったんです！本当に悪い人は言わないと思います！」

すみきよ「じゃあ私も！」


『貴女達を最初に拐ったのは気絶している人の看病をしてほしかったから』

アオイ「…分かりました。私は貴女を信じます」


そう言って千寿郎君を渡す。



カナヲ「師範は…妹さんを殺したんですか…？」

『そうだよ。妹の体には…毒が回っていた。』



この子は目が特殊だから…嘘かどうかは分かってる。

カナヲ「私も…信じます。」

この子にとって、師範の考えと違う事をするのは苦痛のはずなのに。

『ありがとう』

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