探しています【鬼滅の刃】

拾捌の型 ページ18

『わぁ…‼上弦だ！』


やっと会えた。




僕より強そうな鬼！



鬼「あれ？気のせいかな。君なんか喜んでない？俺上弦だよ？」



喜んでるよ！




『ふふっ！勝負をしましょう？勝ったら僕を殺してよ！』


鬼「君は変わってるね〜。殺されたいの？」






『自分よりも強い鬼を探してる。』



『僕たちを殺してもらうためにね！僕より弱い鬼は全員殺してるよ。』








鬼「君は…壊れてるの？」

『そうかも知れないね。』



鬼「いいよ。俺が殺してあげる。」


『僕から行くね！』


『日の呼吸。壱の型！円舞‼』

鬼「え？」



僕は、まず首より先に胴を切断した。




正直…




切れないと思ってた。



鬼「うそ。見えなかった。俺は…君には勝てない…？」




弱かった。



この鬼も。




上弦の弐も…





僕より弱かった。




なんで？




僕より強い鬼！




どこにいるの？ねぇ…。







分からないｯｯｯ




鬼「君は…なにに悩んでるの？
どうして死のうとしてるの？
楽になりたいんでしょ？
抵抗しないで殺されなよ？」




『何に悩んでるかも分からない。
柱が嫌いで…もう会いたくないから。
楽になりたい。
でも…自分より弱いやつに殺されるなんて屈辱だ。』






『あぁ…そっかそっか。




壊れちゃえばいいんだ！』






『完璧に壊れればいいんだ！』




『そっかぁ〜⁉あっはは‼』



そしたら…何も辛くなくなるはず‼


私(僕…‼待って‼)



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾌﾞﾁｯ




僕は…自分から感情の糸。



僕の感情を切った。



僕の人格は死んでしまった。




そして…“もう１人”





僕と…私と…









.









.









“あたし”と言う人格が芽生えた

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