探しています【鬼滅の刃】

拾壱の型 ページ11

私が話をしようとすると…


ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

隣の部屋の襖が開いた。



そこには、赤みがかった髪と赤い瞳の男の子がいた。



『…誰？』


？「ぇ！？あ、竈門炭治郎です。」

『えーと。海辺A。多分君の姉弟子。』



鱗滝「炭治郎。お前の姉弟子だ。」

と言うことは私の弟弟子かぁ…。




可愛いなぁ。

幼い顔つき…。




炭治郎「あ、、、あの。その女の子は…。」

炭治郎は、青葉を見て言った

『…僕の妹だよ。もう夜遅いから君は寝てなさい？』


炭治郎「…は、はい。」


炭治郎は、最終選別を受けてこの間帰ってきたらしい。

明日ぐらいに刀が来るんだとか。









鱗滝「それで…話してくれるか？」


『はい。ある女に嵌められて、僕は柱の皆に暴力を振るわれたり、
暴言を吐かれるようになりました。
下級隊士からは、変な噂を流されました。
そして、女は、自分の家族を自ら殺して僕にその罪を擦り付けて来ました
そして、柱合会議のあと家に帰ると…青葉を鬼殺隊士が囲んで
こんな怪我を。』



鱗滝「…義勇も…何かしたのか…？」



『…はい。助けてもくれませんでしたし。暴言や暴力もされました』


一応兄弟子なのになぁ…。



鱗滝「今日はもう寝なさい。明日葬式をしよう。」





『…はい。』


先生は、僕の存在を知ってる。




僕が出てきたのは、これで３回目。


１回目は、錆兎が目の前で亡くなった時。


２回目は、両親が殺され青葉しか残らなかった時。


そして、今回で３回目。





私は、辛い想いをし過ぎなんだよ…。




大丈夫。僕が半分一緒に背負って支えてあげるよ。




僕は、目を瞑った。


ｽﾄﾝｯとあっという間に寝てしまった。


疲れていたんだと思う。

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