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その後、社会人になり実況も始めたが、あの子の顔がいまだ忘れられない。そんな頃、ショッピ君が俺たちのグループに新しく入ってきた。ショッピ君と俺は馬が合い、よく呑みに行く仲になった。
ある時、ショッピ君の家で宅飲みしようという話になり、予定を合わせ、うきうきしながらショッピ君の家へと向かい2人で思い出に花を咲かせながら呑んでいた。
呑み始めてから数時間。ベランダで男2人で煙草を吸っていると、ガチャッとドアが開く音がした。
「え、ショッピ君、彼女…??」と思いながら訪問者を見て俺は目を丸くした。
そう。紛れもない、俺があの時一目惚れした彼女だったからだ。見た目は少し大人っぽくなった。『こんばんは。お邪魔してごめんなさい。』と言って、くしゃりと笑った笑顔は変わらない。そこで俺は思ってしまった。この人はショッピ君の彼女なのではないか、と。そしたら俺はまた諦めるしかない。
なんて感傷気味に浸っていると、ショッピ君が「この人俺のいつもお世話になっている人。」と俺を紹介してくれたので
ut「青木直人です。よろしくお願いします。」
と笑って自己紹介すると彼女も頭を下げて自己紹介してくれた。
『初めまして。優也の姉の紫原Aです。いつも優也がお世話になっています。』
そう彼女が言った瞬間に嬉しくて心が舞い上がったのを俺は今でも覚えている。
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まる(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます。今回のお話も楽しんでいただけるよう精一杯書かせていただきます。これからもこの作品をよろしくお願い致します! (2020年4月7日 10時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 新作嬉しいです!今回のut先生のやってしまったも楽しみにしています(^^)更新応援しています!!♪(v^_^)v (2020年4月6日 21時) (レス) id: 52fb869063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2020年4月6日 20時