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ut「俺、浮気してへんよ!?あいつと付き合ってから女の子に手出すのとかやめたし…。もしかしてだけどA、誰かと俺を間違えたんちゃう…?」

そう。Aのことを本気で好きになってからは浮気という言葉とは無縁の生活をしていた。だからAが言っている意味が俺には分からない。

shp「いや、それは無いと思いますよ。姉さんが大先生間違えるわけないし。なんだったら服は家出た時の服って言ってましたし。
なんか昨日、コネシマの家行ってくるって言ってたのにカフェで女の人と話してるところを買い物帰りの姉さんが見たって言ってましたよ。」

ut「…あ…。」

あった。ひとつだけ思い当たる事。そうだった。昨日プロポーズのことで同じ大学だった女友達の宮村に相談してたんだ。

ut「…ショッピさん。それ、Aの誤解です…。」

shp「えっ?どうゆうことっすか?」

目を見開いたショッピ君がこちらを凝視している。

ut「実は__」

ショッピ君に昨日の事、今度の日曜にプロポーズしようとしていることを話すと呆れながら「あのバカ姉貴…。」とボヤいて頭を抱えていた。

shp「すみません大先生…。うちの"バカ"姉貴が…。」

バカという単語を強調させて俺に頭を軽く下げて来たショッピ君。
違う。君のせいじゃないんやで…。

ut「いや、俺も勘違いさせたし…。一応、明日の夜電話してみるけど多分出ないか暴言吐くだけはいて切るんやないかなぁ。だからしばらく俺ん家には戻って来おへんと思うからAが世話になると思うわ。」

shp「それは全然大丈夫なんですけど…、大先生は大丈夫なんですか?」

ut「まぁ今度の日曜までに何とか話つけるわ…。」

shp「俺も説得してみるんで。なんかあったら言ってくださいよ。」

ut「すまんなぁ。恩に着るわ。あ、そういえばショッピ君。」

shp「なんすか?」

ut「春香ちゃんとは最近どうなん?www」

shp「…大先生には関係ないでしょ…。」

照れているのか無愛想に呟いた。その証拠に普段使っている敬語が抜けている。
そう。ショッピ君は最近、大学時代の先輩だった春香ちゃんと付き合い始めた。
一応、春香ちゃんから「付き合い始めました。相談に乗ってくれてありがとうございます!」という連絡が約1ヶ月前に送られてきた。
ええ子や…。

ut「結婚式には呼んでな。」

shp「うるさいっすよ…。そう言う大先生こそ早く姉さんの機嫌直してくださいね。」

ut「わーてるって!!」

その後2人で色々な話をつまみにしながら酒を呑み進めた。

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まる(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます。今回のお話も楽しんでいただけるよう精一杯書かせていただきます。これからもこの作品をよろしくお願い致します! (2020年4月7日 10時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 新作嬉しいです!今回のut先生のやってしまったも楽しみにしています(^^)更新応援しています!!♪(v^_^)v (2020年4月6日 21時) (レス) id: 52fb869063 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる | 作成日時:2020年4月6日 20時

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