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zm｢はぁ…今頃あいつらはくっついた頃やろなぁ…。｣
なんて俺がぼやくとチーノがすぐに反応した。
cn｢え！今日、Aさん来なかったのってショッピとの約束があったからですか！？｣
kn｢まぁあの2人大学の時からそんな雰囲気醸し出してたしな。俺もショッピからもたまに相談受けてたわ。｣
と、コネシマが言った。まぁそうだよなぁ…。なんて思う。ショッピ君と飲みに行った時、普段酔わないあいつが酔って｢探している先輩がいる。｣って言ってたけど、それがAやとは思わんかったわ…。
ut｢良かったんかゾム。相談受けてたのに行かせて。｣
zm｢ええんよ。俺は。俺にとって2人とも良い奴らやから2人が幸せになってくれればそれでええ。｣
そう。2人は俺の良い後輩で同僚。そんな2人の恋路を邪魔は出来ない。俺のAへの想いはそっと蓋をしてめておく。知っているのは今、一緒に酒を飲んでいるこの3人だけでいい。
お前たちは知らんでええねん。ただ幸せになってくれ。それでいい。
kn｢ゾム。今日は大先生の奢りや。たーんと飲め。愚痴も聞いたるで。｣
ut｢えっ、おれぇ！？シッマじゃなくて！？｣
cn｢さすが兄さん！太っ腹ぁ！｣
ut｢まぁ、しゃーないなぁ…。ゾム。今日は何軒でも付き合ったるからな。｣
我ながら良い友人を持ったと思う。この言葉は不器用な3人なりの俺への慰めの言葉だとすぐわかった。
zm｢3人ともありがとな！！｣
月曜日からはまたあいつとは友人という名の関係に戻る。月曜日からは普通にするから。
だけど、だけど今日だけはまだ浸って居させてくれ。…俺は出会った当初から想っててん。一目惚れやったんけどな。俺もショッピ君と気持ちなら負けないで。
だけど、今日だけはまだお前を好きでいさせてくれな。
なんて思っていると他の3人が優しく笑いながら俺に料理を分け、酒をついでくれた。
分けてくれた料理を食べると少し塩分が強い気がした。
さようなら。俺の恋。
ありがとう。俺が愛した人。
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小林萩(プロフ) - コメント失礼します！…ぞぉぉぉむさぁぁぁん！？！？2人がくっついて良かった…と思っていたところに呑んでた4人のシーン…そこが私的にMVPになりました…(`・ω・)ｂしばらく占ツク開いてなかったので遅れましたが、そして完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ (2020年4月20日 22時) (
レス) id: b63d7693a0 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 緋色 恋蝶さん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて光栄です。ありがとうございます！ (2020年4月9日 18時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
緋色 恋蝶 - ゾムが主人公に恋しているのは気づいてたけど、2つの要素で話が楽しめるのでよかったです (2020年4月8日 3時) (レス) id: dd103094cf (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ふがしさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けると光栄です。よろしければ次回作もお読み頂けると幸いです。 (2020年4月7日 10時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ふがし - すごくいいお話でした！ (2020年3月27日 20時) (レス) id: 2389fec348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年12月25日 20時
