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『えっ！？ほんとですか！？』
ut｢おん。バッチしや！｣
『鬱さん神！で、私何て言ったんですか？？』
いや鬱さん神！！さすがすぎる！！これでモヤモヤがはれる！
キラキラとした目で鬱さんに答えを求めるように見ると、鬱さんは意地悪そうにニヤリと笑い、私の目を鏡越しにしっかり見て言った。
ut｢面白そうやから言いませーん！｣
『はぁ！？』
何なのだろうこの男は！好感度爆下げよ！！
今日でチーノさんより下がったぞ！！さてはお前も詐欺師か！！
しかも鏡越しにニヤニヤしながらこっち見てるし！キモッ！
ut｢まぁ笑っちゃったお詫びにメイクと特別に髪のセットまでやったるよ。｣
『えっ？無料ですか！』
ut｢今回はしゃーなしや！｣
『やったぁ！鬱さんの好感度また上がりましたよ！』
ut｢君そんなん頭ん中でやってたん…。｣
そんなことを言いながら段々と私の顔が綺麗になっていき、髪も整えられていった。
はぇ…。これがプロか。なんだかんだ言いながらもちゃんとやってくれてるし。やっぱり意外といい人なんだな…。
メイクが終わったあと髪の毛をセットしてもらい普段と違う自分に驚きを隠せず、鬱さんを見て口をぱくぱくしてしまった。
『鬱さん…。やばいっす。』
ut｢ふっ！俺の凄腕みたか！｣
なんてドヤ顔しているが今は気にしない。
『はい！ありがとうございます！』
と、お礼を言うと鬱さんが、
ut｢今日上手くできたから写真撮らせてくれへんか。｣
と、言ってきた。まぁ彼が資料か何かで使うんだろうと思ったので、
『いいですよ！』
と、快く答えた。
ut｢じゃあAちゃん。ちゃんとこっち向いて。いくでー。はいっチーズ。｣
なんて、ひと世代古い掛け声をしながら再びカシャッと、写真を撮った。
ut｢まぁまぁやな。でも、ありがとう。｣
『どういたしまして！』
モデルは優秀だろ！なんて思っていたが、
あっ。と、思い出し、鬱さんに質問を投げかけた。
『そう言えばショッピ君の教えてくださいよ！』
ut｢いや、これは自分で気づかないと意味ないんやないかなぁ。それに、俺の口から言うのもなんか違うと思うわ。｣
と、一言言われた。確かに自分で気づかないと意味ないのかもしれないな…。
やっぱりこの人相談してよかったかも。
その後鬱さんにお礼を言って再び最寄り駅へ向かう。
何だか飲み会の時よりももっと鬱さんと仲良くやれた気がする。なんて思った今日の休日。今日はいい気分！なんて思いながら帰路についた。
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小林萩(プロフ) - コメント失礼します！…ぞぉぉぉむさぁぁぁん！？！？2人がくっついて良かった…と思っていたところに呑んでた4人のシーン…そこが私的にMVPになりました…(`・ω・)ｂしばらく占ツク開いてなかったので遅れましたが、そして完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ (2020年4月20日 22時) (
レス) id: b63d7693a0 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 緋色 恋蝶さん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて光栄です。ありがとうございます！ (2020年4月9日 18時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
緋色 恋蝶 - ゾムが主人公に恋しているのは気づいてたけど、2つの要素で話が楽しめるのでよかったです (2020年4月8日 3時) (レス) id: dd103094cf (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ふがしさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けると光栄です。よろしければ次回作もお読み頂けると幸いです。 (2020年4月7日 10時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ふがし - すごくいいお話でした！ (2020年3月27日 20時) (レス) id: 2389fec348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年12月25日 20時
