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息をすぅーっと、いっぱい吸えば
私の胸の中は雄登の匂いでいっぱいになる
こんなゆったりとした
ふたりだけの時間は久しぶり…
子供が出来てから、
いつも子供中心の生活を送っていたから。
雄登「じゃあ、今日は一緒にお風呂入る？」
「へ、？」
雄登「たまにはさ、イチャイチャしよっか」
だから、
こんなおちゃらけだ彼のお誘いにも
「……ばか、」
とかいいながら、
2人で仲良くお風呂場へ向かう
でも、特にいやらしいことはせずに
たわいもない話をしながら、お風呂はいって
そのまま雄登に、私の髪も乾かしてもらって。
久しぶりに2人で
同じ時間に、ベットへ入った
「私、今すごく幸せかも、」
「もちろん、ヒロトもミレイも大切だし
4人で過ごす時間が一番幸せだけど」
「なんか、学生の頃思い出しちゃう、」
だって、
雄登が触れる度に
心臓のドキドキが止まらなくて
頬を撫でながらしてくれる口付けにも
何度も経験しているはずなのに
顔が赤くなってしまうのを
自分で感じたぐらいだもん
雄登「俺も」
雄登「今、すっげぇ幸せ」
ゴソゴソと布団の音をたてながら
愛する人の小さな声が聞こえた
雄登「俺と結婚してくれてありがとう」
「ううん、私も選んでくれてありがとう」
私にとって、今この瞬間は
とてつもなく幸福に満ち溢れていて
こんなにも幸せな世界があってもいいのか
と考えてしまうぐらい。
そんな時、
ふと、引っ張られるように
いきなり睡魔へ襲われた
ほら、昔、寝る前に
お母さんに頭を撫でてもらって、安心して眠たくなる、そんな感じ
・
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・
カフネ
それは、愛する人の髪に
そっと指をとおすしぐさのこと
雄登「おやすみ、A」
今晩は
普段以上に素敵な夢を見られそうだ
大好きな貴方に、
優しく髪を撫でられながら。
END＿＿＿＿＿＿「カフネ」
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みく(プロフ) - ん？あんずさんは、1歳？なのによく小説かけたね。そういう事じゃないのかな (2020年1月20日 18時) (
レス) id: e098bf8f94 (このIDを非表示/違反報告)
はなか - 那須くんのお話が大好きです！！！続編もっと見たいなって思いました！これからも頑張ってください！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: c0a65210c3 (このIDを非表示/違反報告)
ばぶりゅ - 標くんのお話、とっても大好きだったので もう嬉しすぎて嬉しすぎて びっくりしました！あんずさんの描くお話 とっても私好みで 担当じゃない瑞稀くんや那須くんの話もすべて読ませていただいてます！（笑）これからも更新楽しみにしてます 。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 3c9c6f462f (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 清良さん» ありがとうございます！！一番だなんて……！！嬉しすぎます、ありがとうございます！！ニヤニヤしてもらえて嬉しいです（笑）こちらこそ、これからもよろしくお願いします！！ (2019年7月19日 23時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
清良(プロフ) - 一周年おめでとうございます！！あんずさんは一番好きな作者さんです！ひとりでにやけながら読んでました！これからも素敵なお話待ってます！ (2019年7月19日 6時) (レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akko010716&scr=novel/321576798...
作成日時：2019年7月16日 20時
