なりません。 (ページ3)

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WN「ねーちゃん」

『おぉ、どした』

WN「ジャージ貸して。」

『だからベランダに干してあるって何回も言ったのに。1年なんだから忘れ物すんなバカ。』

WN「ありがとう。」

『ん。』

YM「え、前言ってた弟？」

『ん。』

YM「え、くそかっこいいじゃん。」

『あいつはやめとけ。ただのヒモ。』

YM「お前らの遺伝子どーなってんの。」

『いや、どゆこと。』

YM「あ、彼氏候補からお呼ばれ出たから行ってくる」

『はーい。』

私はユミンが行ったことを確認してイヤホンをする。

私が1番好きな歌はSEVENTEENのHOME。

出たばっかだけどいい歌なんだよね。

？「え、それってSEVENTEEN？」

『…ジョンハンさんなんでいるんですか。』

JH「いや、たまたま教室の前通り過ぎたら歌聞いてたから。」

『そーなんですね。』

JH「で？SEVENTEEN好きなの？」

『…そうですね。』

JH「誰が1番好き？」

『んー…エスクプスです。』

JH「おれジョシュアだわ。」

『あ、そーなんですか。』

JH「なんでエスクプスが好きなの？」

『ラップかな。私ラップできる人好きなんです。』

JH「ふーん。歌は？」

『歌も好きですけどラップのが迫力あってかっこいいです。』

JH「ふーん。おれの友達にエスクプスそっくりがいるって言ったらどーする？」

『どーもしないです。』

JH「なんで？」

『歌手ではラップが好きだけど男性のタイプは違うから。』

JH「どんなタイプが好き？」

『色白で金髪な人です。』

JH「金髪は絶対条件なの？笑」

『はい。私がアッシュなので金髪が好きだなって。』

JH「ふーん。」

この人はふーんが多い。

ちゃんと聞いてる？ってなるよね笑

JH「あ、帰り駅前のショッピングモール行かない？」

『行かないです。帰りたいです。』

JH「よし、じゃあ校門の前に放課後集合！」

『行かないですって！』

JH「じゃあ教室戻るわ！じゃーな！」

『はぁ…帰りたいのに。』

私の中では人生初めての男性とのお出かけだった。