なりません。 (ページ16)

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『おハニさ～ん』

JH「何その呼び方笑かわいすぎる笑」

『私ねーおもうんだよ最近。』

JH「何が～？」

『おハニさんのお母さんとお父さんに私会ったことあるじゃん？』

JH「うん」

『おハニさんは私のお父さんとお母さんには会わないの？』

JH「…あ、会ったことなかったっけ」

『会ったことないよ。会ったことなければ話したこともない。イコール付き合ったこと言ってないってことね。』

JH「…え、やばくね？」

『結婚できないよ』

JH「……いや。」

『じゃあ会いに行こ。』

JH「いつ」

『今日。』

JH「…は？！？！！！？！」

『本気だぞ。』

JH「……」

はい。という訳で私チョンAのご両親がとうとう出て参ります。

《엄마》

携帯の電話帳に表示された文字をうつ。

[ヨボセヨ？]

『オ、オンマ～』

[お！A！久しぶりね！]

『久しぶり。元気？』

[Aに会えてないから元気じゃないね～]

冗談交じりに言うオンマ。

『ははっ。あ、そうだ。今日久しぶりに家に行こうと思ってるんだけど大丈夫？』

[なーに急に。今日はお父さんも仕事休みだからいつでも大丈夫よ～]

『お、良かった～。じゃあ5時間くらいかかるけどいくね？』

そう。ソウルから昌原まですごくすごく遠い。

[気をつけてね]

『はーい。bye～』(ブチッ

この急に切れるのはお母さんの特徴。
用事が終わったら切る。
その性格だけが私に入ったのかもしれない。

あ、最近はなおってきてるけどね。

『ハニ～準備出来た？』

JH「まって、あとちょっと。」

『……なんでスーツ着てるの。』

ネクタイを結んでいるハニ。

JH「そんな私服で行くの失礼だt...」

『…ハニ。』

JH「はい。着替えます。」

スーツ姿を見るのは何年ぶりだろう。

大学の行事以来かな。とか考えている間にハニ様準備完了。

『よし、行くぞ』

ユンジョンハン。ガチガチです。