No.12 二人の関係性 ページ12
相澤Side
A『大体なんでそんなこと聞いてどうするんですか？説教ですか？』
相澤｢いや、まぁちょっと注意はするが...｣
...何か気になるから、なんて曖昧な返事したら怒られるだろうしな。
A『別にそれだけじゃありませんよ。暇だから走りに行ったり、ちょっと女装して街中出てみたり』
相澤｢女装してるんじゃねえか。てかそんなことするぐらいなら寝ろよ｣
A『いや俺寝たら寿命延びちゃうんで。ほら、俺って不老不死だから』
相澤｢不老なのは初めて聞いた気がする｣
A『いやいや絶対言ってましたって。てか俺相澤先生と緑谷クンとかにちょこちょこ寿命移してるから今相澤先生普通の人が生きれる年の倍は生きられるし老いたりもしませんよ。まぁ相澤先生が個性使ったら足された分は減るけど』
相澤｢俺で倍(大体160〜200年)ってことはお前どれくらいだよ｣
A『ん〜1000年は余裕じゃないですか？』
相澤｢最早化け物だな｣
A『因みに緑谷クンは500年くらいです』
相澤｢どんだけ移したんだよお前｣
200年に500年に1000年...異次元じゃねえか...
A『てことで相澤先生、あと700年くらいは宜しくです。相澤先生が死んだら俺、他にイジれる人探しに行きます』
相澤｢お前不老不死だからな｣
A『いや、不老不死と言っても癌とかなったら死ぬので。流石に病気には勝てない』
相澤｢じゃあめちゃくちゃ死にたいって思ったら癌の人と内臓交換すれば良いんだな。そしたらお前は死ねて、癌の人は癌が治って嬉しい。一石二鳥｣
A『じゃあいざとなったらそうします。てか今思ったんですけど相澤先生に個性を消してもらって自ら死んだ方が良くないですか？』
相澤｢それは駄目だ。人の死ぬとこなんてみたくない｣
A『えぇ...』
闇雲の場合残酷な死に方しかしなそうだからな。てかこれを街中で話してる俺ら傍からみたらめっちゃ病んでね？
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作者名：綾瀬凛利 x他1人 | 作成日時：2020年4月16日 20時
