【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

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緑間くんの眉間のシワがいつもの1.5倍、そして眼光も鋭い
さすがの私でも怖気付いちゃうよー(泣)
なんて弱音を言えるわけもないので、ご機嫌取りに逝ってきます←

『緑間くーん』

緑｢……なんだ｣

『怒って、るよね？』

緑｢……ふんっ｣

何も言わず緑間くんはその場から立ち去っていく

高｢Aちゃん、大丈夫…？｣

高尾くんが心配そうに聞いてくる

『………怒らせちゃった…』

今までなら何ともなかったのに何故か今だけ、ものすごく辛い
それより今この状況でチームの雰囲気が悪くなるのは何としてでも避けたい

『高尾くん、ちょっと行ってくるね』

高｢お、おぉ…気を付けてな｣

高尾くんに一言入れて体育館から出て行った緑間くんの元へと向かった





『(どこ行った……)』

緑間くんが勝手に遠くまで行くことはないので、体育館の周りを探しているとすぐに見つけた

『…緑間くん』

緑｢……何しに来たのだよ｣

なんかこのやり取り、去年の夏のインハイを思い出すな

『ごめん…』

緑｢謝るということは分かっててやっていたのか｣

『…正直、黒子くんに言われて緑間くんの顔を見てからやっと気付いた』

自惚れていいなら、まさかあんなに嫉妬してくれるとは思わなかった…
そう言うと緑間くんは強く私を抱き寄せた

緑｢お前は俺のだ…っ｣

『…っ』

緑｢次あんな事させてみろ…全員の前でお前は俺のものだと見せつけるのだよ……｣

『それは恥ずかしいから困るな…』

本当にそれは困る
恥ずかしさのあまりもうここに来れなくなっちゃう

やっと緑間くんが離れたかと思えば、突然唇が合わさる

『っ、ん…っ、』

緑｢……口を開けるのだよ、｣

『へっ、……んぅっ、！』

触れるだけのキスから深く舌を絡ませるキスへと変わる
初めての感覚に頭がﾎﾞｰｯとし始める

『んっ、ふ…ｯ、』

緑｢はっ、…、｣

気付けば緑間くんの首に腕を回し、自分からもキスをしにいっていた









緑｢はぁ……｣

『はっ…はぁ…ｯ、』

ようやく口が離れる
ふわふわした感覚に上手く頭が働かない
そんな中でも早く練習に戻らないといけない、とだけ考える

『緑間くん…そろそろ戻らなきゃ…』

緑｢…そんな顔で戻らさせるワケにはいかないのだよ｣

『え？顔…？』

緑｢……もう少しだけここにいるのだよ｣

そう言って緑間くんは私を抱きしめた





緑｢(…そんな誘っているような顔…誰にも見せてやるものか……)｣

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