【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

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6日間しか練習期間がない中、どこまで連携を合わせられるか
リコさんが言うにはまだ少しズレがあるらしい
私には完璧に見えるけどな…


そしてそれから部屋へと移動し、さつきちゃんとお姉ちゃんが集めたデータを見に来ている

私も一応見には来ているけど必要性を感じない←
だってお呼ばれされていないんだから！！

『(チョコ……チョコ…食べたい…)』

緑｢おいA、真面目にやるのだよ｣

『チョコ食べたい(分かってるって)』

高｢Aちゃん、建前と本音が逆だよ｣

『おっと失敬…』


それからJabberwockについて研究をする
情報から見るに、あれだけのことを口にできるだけの事はあるらしい
練習をせずとも勝てる天才達
そんな相手に勝てるのか…

『(まぁ、そんな事考えるだけ無駄だけど…)』

全員やる気は満々のようだ


.


あれからキセキの世代と控えのメンバーで練習を繰り返す

紫｢Aちーん、お菓子ちょーだーい｣

『えー』

紫｢いいじゃーん、いっぱい持ってきてるんでしょ〜？｣

『うっ！お、重…っ！』

ぐでーんと頭に体重をかけてくる紫原くん

『身長縮んだらどうすんだてめー！！！』

紫｢えー、大丈夫だってー。それよりお菓子ー｣

『それよりって言ったかお前……ったく、仕方ないな〜、ほれっ』

仕方なく手持ちのお菓子を紫原くんに渡す

紫｢ありがとAちん〜｣

『はぁ、』

黄｢Aっちー！！｣

『げっ…』

次から次へと……

黄｢げっ、って酷いっスよー！｣

どうにも相手をするのがめんどくさい←
ここは1発ガツンと言えば引き下がってくれるかもしれないな

黄｢俺のプレー見てて欲しいっス！｣

『見られるプレーが好みなの？黄瀬くん』

黄｢ちょっ、なんかその言い方は良くないっス！！｣

『マジックミラー系が好みなのk』

黄｢Aっちストップー！！！｣

『もごもご……(引き下がってくれるどころか口を塞がれてしまった…)』




緑｢………｣

高｢(やっべぇよ…真ちゃんの機嫌が…)｣

不機嫌になっていく緑間くんに私は気付かなかった




黒｢黄瀬くん、青峰くんと火神くんが呼んでますよ｣

黄｢えっ！マジっスか！｣

『ふぅ……ありがとう、黒子くん』

やっと騒がしい大型犬がいなくなり、肩の荷が降りる

黒｢…緑間くんの機嫌、直しておいてくださいね｣

ボソッとそう呟かれ、一体なんの事かと思ったが緑間くんの顔を見て一瞬で悟った

『(あ、やべぇ…)』

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