* ページ4
今日は和臣が、金沢歯科へ行く日です。
学校が終わって帰ると、玄関になにやらイケメンがっ((
いたのは、貴和。
「どしたの?」
「若武がもし何かをつかんだ場合、そのまま動こうってなったんだ。
オレが真実に連絡することになったんだけど、
どうせ来るだろうしめんどくさいから迎えに来た。」
いや、それは迎えに来た方がめんどくさくね?笑
「ありがとう笑
じゃ、ダッシュで準備してくるから!」
「おう。」
…学校の子とか、秀明の子に見られていませんように!
この間、和典の件であんな怖いことあったんだから。
女子の嫉妬って怖すぎる。
・
「おまたせ!」
「じゃ、行こう。
小塚と上杉は、金沢歯科で合流。」
「おっけ。アーヤは?」
たぶん来るけど、と思いながら言う。
「昨日真実が、行くようにふっかけたんじゃん。」
「別にふっかけてないもーん。事実を言ったまでよ。」
「はいはい。」
そんなこんなで、仲良く話しているうちに((、
到着!
「おっす。」
「やっと来た!」
和典と、和彦はもう先にいた。
「どんな感じ?」
わたしがそう聞いた時、貴和が金沢歯科へ入っていった。
え、笑
おーおー、なんかやっておる。
中にいたアーヤと貴和は看護師さんと何やら話している。
あ、看護師さんがけげんな顔したのわかって、
貴和がアーヤをひっぱって出てくる笑
「戻ってくるよ。」
門のところにいた、和典と和彦に言う。
「どうだった?」
和典が聞く。
貴和は、歩きながら言った。
「このまま金沢誠の家に直行。すぐ隣に玄関があるから。」
そして、ふと気付いたように立ち止まって、後ろを振り返った。
「あ、生けにえを忘れてきた。」
あ、すっかり忘れてた。
みんなが、なんのことかわからないまま貴和の視線を追って振り返る。
診療所のドアが開いて、出てきたのは生けにえくん。
和臣の顔は真っ赤。
よく我慢した、リーダー。
貴和はニヤッと笑った。
「犠牲者に、敬意を払おうぜ。」
「じゃ、リーダー若武に、敬礼!」
和臣の好きそうな言葉を選んでわたしが言い、
みんなそれに合わせて、ピシッと姿勢を正す。
和臣は、泣き出しそうだったけど、それを見て、
満足そうに頷きながら、いつものカッコつけ和臣に戻って言った。
「ごくろう。」
87人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フェアリー - この作品大好きです!更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2021年12月25日 23時) (レス) @page6 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
まーお。(プロフ) - ももんがさん» そんなこと言ってもらえて嬉しすぎます泣 こちらこそ最後までお付き合いいただきありがとうございました! (2020年4月8日 1時) (レス) id: dbfd11264f (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 最後の最後まで最高の作品をありがとうございました!お疲れ様でした!また出会える事を、楽しみにしています!ありがとうございました! (2020年4月4日 21時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
まーお。(プロフ) - マロマロさん» 年明ける前にするはずが…ごめんなさい!もうすぐ終わるので、今日の夕方らへんにちゃっと更新したいと思います! (2020年1月5日 4時) (レス) id: dbfd11264f (このIDを非表示/違反報告)
マロマロ(プロフ) - 更新待ってます 頑張ってください! (2020年1月4日 21時) (レス) id: 1787986370 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まーお。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9649c0265d1/
作成日時:2019年11月21日 18時