切られたページは知っている

＊ ページ47

悲鳴を上げんばかりにして立ち上がった先生に気づき、

和彦はあせって和臣に助けを求める。




それを受けて和臣が叫んだ。


「黒木、まかせたっ！」




貴和が手を伸ばして、カウンターから出てきた有田先生の腕をつかみ、

事情を説明するといって二人は出て行った。





貴和がいたからよかったけど、

和臣に助けを求める前に、わたしの助言を聞いてほしかったわ。






二人が出ていくと、図書室にはまた静けさが戻ってきた。



頼んだぞ、貴和。








「知らなかった、ページが切られているなんて。」


金沢誠は、あっけにとられた表情で言った。






そこでアーヤが口を開く。



「この雑誌をゴミ袋に捨てたのはあなた？」


「どうしてそんなこと知ってるんだ！？」



薄気味悪そうにアーヤのことを見る金沢誠。






「金沢誠。」


和臣がそういうと、金沢誠の視線はアーヤから和臣へと移る。




「君は今、大変な事件に巻き込まれている。」




言い方がなあ笑








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短くてごめんなさい！

非公開にして後で書き足してから更新しようと思っていたのに、すっかり忘れて公開してたのでこのままで…



もうすぐお話が追加できなくなってしまうので移行します。




移行してもよろしくお願いします！




まーお。

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