俺の推しがこんなにも尊い。

【HappyValentine：めめあら】 ページ17

目「ほらA、口開けて」

「ぁ、ん。…美味しい、けど、なんでいきなり？」

目「んー、今日バレンタインだし？ま、これ市販チョコだけど」

「そう。俺は作ってみたよ、冷蔵庫ん中見てみて」

目「まじか、さんきゅ」





おやおやおや、こちらのカップルはいつも通りな感じですかね？？

んん？でも目黒くん顔がニヤついてますね、どんなチョコがあったんでしょうか。




目「ねぇ、これどうしたの？」

「んー？………ぁ、」

目「俺と佐久間くんの話、聞いてたんだ」

「ちがっ、たまたま…」

目「ふぅーん？この前リクエストした時はめんどくさいって言ってたくせに？」

「べ、別にたまには作んないとって思っただけだし…っ！」





そういや、昨日の楽屋で佐久間くんとチョコよりシュークリーム食べたいって話してましたね。


あの時の荒木くん興味無さそうにしてたのに、ちゃっかり聞いてたんですね。





目「ん、まい。やっぱAさすがだわ、まじ好き」

「はいはい、立って食べるの行儀悪いすよ」

目「……もっと行儀悪いことすんね」

「は？だめに決まって、んっ」






やだ、きゃわいい荒木くんのお顔とセクシーなお首が、クリームによってべったべたに。


なにやってんですかねREN MEGUROは。




「ちょ、最悪！なにやってんの？！」

目「あらら、クリームまみれになっちゃったね。
このままクリームプレイでもする？」

「すっ、するかバカ…っ！ぁう…っ、やめっ、」

目「やめないよ、言ったじゃん俺。もっと行儀悪いことするって」

「はな、話を聞けよぉっ……！やぁっ、脱がすなこの変態……っ！！」





あーらら、荒木くん涙目になっちゃってるじゃないですかあ。

ソファで暴れると危ないですよー荒木く、






目「悪いけど、俺バカだから分かんねぇや」







…………イケメンはバカでもやってけますからね。


遮られたことなんて気にしてませんよ、べっつに！！！！


バカバカ言ってたことが裏目に出ちゃいましたね、頑張れ荒木くん。




…とりあえずHappyValentineとだけ言っときますよ！！

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