彼にスイッチが入るとき

＊ ページ1

.





HN「おはよ〜A」

「あ、おはようﾊﾆ」




彼女は私の同期のﾊﾆ。

2年前に同じ部署に配属され
そこからずっと一緒だから
今となっては親友みたいな関係



「…ﾊﾆ、あんたまた、、」

HN「え？…バレた？笑」

「昨日と服が同じじゃない。バレバレ」

HN「んーだって仕方ないじゃん〜。
求められたら応えなきゃなんないからさ」

「そーいうもんなの？」

HN「そーいうもんなの！」

「…まぁﾊﾆがいいならいいけどさ」

HN「てかね、Aの方が心配なのよ。
25にもなって経験無…「ﾊﾆ？？」ご、ごめん」





言われなくても分かってるもんね。

25にもなって まだ彼氏が居たことも
ましてやそれ以上の関係もないことくらい。

それに対してﾊﾆには彼氏が居る
たまに惚気が出るﾊﾆが可愛いんだけどね



…だけど私にだって気になってる人くらいいるよ？



絶対顔には出さないけど、、、






HN「…あ！A！来たよっ」

「え？」







私にボソッと耳打ちしたﾊﾆの視線を辿ると





社員証をかざして通り抜けてくる彼が居た。

＊＊→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す